【売約済】掛軸 <木村松亭> 阿波踊り図 (HP005)
- 作家木村松亭
- 時代-
- 全体縦192cm×横48cm
- 内寸縦113cm×横41cm
- 本紙絹本
- 状態-
- 付属品共箱
- 価格売約済
絵の右上には、昭和20年に徳島大空襲で焼失するまで徳島市のランドマークとして親しまれた、大滝山三重塔(徳島市の眉山にあった仏塔)が描きこまれています。
その忘れえぬ景色とともに、阿波踊りの様を楽し気に色鮮やかに描いたこの作品は、まさに木村松亭の名品だと言えるでしょう。
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【木村松亭】1885-1948
明治18年生まれ、昭和23年64歳没。
阿波の絵師。犬伏真渕の弟。
守住貫魚門人の中で最も傑出した画人とされた森魚渕のもとで
兄と一緒に住吉派の画を学び、歴史画・花鳥画を得意とした。
徳島市富田浦幟町の人。
一時期、香川県大川郡引田町に住んで居る頃は前田垂穂とも称す。
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徳島の地に多くの作品を残し、門人を育てた阿波の住吉派は、明治20年代にできた徳島絵画協会では中心的な役割を担い、大いに発展しました。門弟たちは阿波国雅癖会という美術団体を組織し、門下の描く風俗画がきっかけで「阿波踊り」という言葉が生まれたようです。
※ 住吉派とは・・・
中国的な主題を描いた唐絵(からえ)に対し、日本の風物を題材にした絵画を大和(やまと)絵といい、平安時代の貴族文化の中で発展。
そして、室町前期頃の藤原行光を祖とし、大和絵を標ぼうする土佐派が京都で興隆。江戸時代に入ると、1662年土佐派から独立して住吉家を興した広通 (如慶) を祖として、住吉派が興った。その後長男の具慶が移住し、住吉派は江戸における大和絵系画派の中核を担った。
※ 阿波の住吉派
江戸後期に、住吉派の渡辺広輝(1778-1838)が初めて徳島藩の御用絵師として仕え、その後の徳島における住吉派発展の祖となった。渡辺広輝に学んだ守住貫魚(1809-1892)、彼に師事した森魚渕(1830-1909)。そして、その門下の一人が木村松亭。
◆共箱
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