【売約済】掛軸 <菅楯彦> 駒桙図 大阪画壇 (HP015)
- 作家菅楯彦
- 時代明治
- 全体縦200cmx横91.5㎝
- 内寸68.5cmx横72㎝
- 本紙絹本
- 状態-
- 箱共箱・二重箱
- 価格売約済
秋を彩る紅葉の下で2人の人物が駒桙(狛桙)舞いを舞っています。
舞人が手にする棹はぴったりと角度がそろい、美しい動きをしています。舞に沿って演奏されるゆったりとした雅楽の音色まで聞こえてきそうです。
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【菅楯彦】1878-1963
鳥取生まれの日本画家。2歳のときから大坂に住む。本名は藤太郎。号は、初めは盛虎、のち静湖、静香。独学で絵を学び、大和絵や円山四条派、狩野派、浮世絵など幅広い分野を研究する。また、歴史に深く関心を寄せ、国学を鎌垣春岡に、漢学を山本憲に学ぶ。日本三名妓と評される富田屋の芸妓・八千代と結婚した。大阪市名誉市民。
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駒桙(狛桙)は舞楽の演目のひとつです。
高麗(朝鮮)からの使節団が日本に来航したとき、5色で彩られた棹で船を巧みに操った様子を舞にしたと言われています。
この絵の舞人は2人ですが、この舞の総人数は4人で、最後には4人が横に並び、棹を肩にのせて船が港に着いたことを表わします。
菅楯彦は大坂に在住し、「最も大坂らしい画家」と言われました。大和絵風の歴史画を好んで描き、特に大坂の風俗画を賞賛されました。また、雅楽にも造詣が深く、伝統雅楽の保存にも尽力しています。この絵もきめの細かい大和絵風のタッチで伝統舞楽の様子を細部にわたって細やかに描いています。舞人たちの表情からも真剣さが伝わり、舞楽らしいカラフルな衣装も絵を鑑賞する私たちの目を楽しませています。
スタッフC・K
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