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掛軸 極上品 当麻曼荼羅 観経曼荼羅 浄土変相 仏教美術 (HP026)

  • 作家-
  • 時代江戸時代
  • 全体縦157cm×横110cm
  • 内寸縦108cm×横97.5cm
  • 本紙絹本
  • 状態-
  • 箱有
  • 価格1,800,000円(税込)

江戸前~中期頃の作と思われます。状態もとても良好で、神々しいばかりの浄土が眼前に現れる様は、迫力満点です。

<名称について>

タイトルに様々な言葉が出てきます。

まず、変相(図、へんそう(ず))とは、極楽浄土や地獄の様子を描いたもので、浄土変相は、極楽浄土を描いた図のことです。古くは、中国の敦煌莫高窟(ばっこうくつ)の壁画に、中国における浄土変相の変遷が見て取れます。

阿弥陀仏の住む世界を描いたものを阿弥陀浄土変相と呼び、そのうち、特に観経(かんぎょう=観無量寿経、浄土教の根本聖典のひとつ)の説く内容を取り入れたものが、観経変相。これを観経曼荼羅とも呼びますが、ここでいう曼荼羅は、密教の教えを視覚的に表現した両界曼荼羅の名称を借りたもので、俗称です。

奈良・當麻寺に日本現存最古の観経変相があることから、それを原本として作られたものを当麻(たいま)曼荼羅と呼びます。鎌倉時代以降、浄土信仰の普及とともに多数作られました。

ちなみに、当麻曼荼羅は、浄土三曼荼羅のひとつとされ、もう2つは、奈良の超昇寺に伝わる清海(せいかい)曼荼羅を原本とするものと、元興寺に伝わる智光(ちこう)曼荼羅を原本とするものです。

*****

<図の説明>

当麻曼荼羅は、全体が、中央の「内陣」と、左縁・右縁・下縁の三辺の「外陣」で構成されており、見る順番があります。

まず、左縁には、下から上に向かって、観経の序文にある「王舎城の悲劇」という説話が描かれています。王舎城(おうしゃじょう)とは、釈迦が伝道活動の拠点のひとつとしていたマガダ国の首都です。マガダ国の王の頻婆娑羅(ビンバシャラ)と夫人の韋提希(イダイケ)、そして出生の秘密を知り、両親を投獄してしまう息子の阿闍世(アジャセ)。この悲劇に釈迦が手を差し伸べ、説法します。

次に、右縁から、観経の本論に入りますが、上から下に向かって、十六観(浄土に生まれるために阿弥陀仏の姿や浄土について思い浮かべる16の方法)のうち、一~十三(十三観法、定善十三観)が描かれています。

続いて、下縁には、右から左に向かって、十六観のうち十四~十六で説かれる、9段階の阿弥陀仏の来迎の場面(九品往生)が描かれています。また、下縁の中央には、文章がありますが、当麻曼荼羅は伝説上の人物である中将姫が蓮糸で織り上げたとされており、その縁起について書かれています。

そして最後に、中央に、阿弥陀浄土の図が描かれているのです。

スタッフD



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