【売約済】掛軸 <吉村鳳柳> 雪中灯籠猿図 (HP041)
- 作家吉村鳳柳
- 時代明治
- 全体縦199cm×横55cm
- 内寸縦116.5cm×横42.5cm
- 本紙絹本
- 状態-
- 箱共箱・二重箱
- 価格売約済
雪がしんしんと降り積もり、一見するととても寒そうな景色です。
しかし、よく見ると灯篭の中に何匹かの猿が身を寄せ合っています。
家族、仲間同士で寒さを凌ぐ姿に暖かさを感じさせてくれます。
かわいさと暖かさでほっこりしますね。
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【吉村鳳柳】1874-1936?
大坂生まれ。名は久吉。森二鳳に師事する。
動物画を得意とし、円山四条派の日本画家として活躍した。大阪画壇の中で動物画においては代表的な名匠として評価が高い人物である。
1936年までは生存が確認されているが、晩年の様子や没年に関して、詳細不明。
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上述のとおり、吉村鳳柳は動物画をよく描きました。特に狸、虎、猿、鹿などが得意であったそうです。
動物画に優れているためか繊細で非常に細かい描線が特徴です。その特徴は本作品でも感じられます。猿の体を覆うふさふさした毛はその一本一本まで見えるかのようです。
また、硬い石で出来ているであろう灯篭の材質がしっかりと描き分けられているため、猿のふさふさした感触が際立ちます。降り積もる雪はふわっとしながらも重厚さを感じさせてくれます。
写実性と精緻さに優れた吉村鳳柳らしい作品です。
スタッフC・K
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