【売約済】掛軸 <清水公照>梅花図 長門陶兵衛 萩焼 (HP082)
- 作家清水公照
- 時代昭和
- 全体縦123.5cm×横36cm
- 内寸縦46cm×横34cm
- 本紙紙本
- 状態
- 付属品共箱
- 価格売約済
優しく温かみを感じるタッチの墨絵が有名な清水公照。高僧らしからぬそのスタイルも、園長を務めた幼稚園の園児に触発されて創作を始めたというエピソードを聞けば納得です。
各地の窯元に赴き、自身の作品である「泥仏」を焼いたり、窯で制作された焼物に絵付けしたり、その創作意欲には驚かされます。
この絵は、山口県長門市にある田原陶兵衛窯で、萩焼のお皿に公照が絵付けしたのを描いたものでしょう。
描かれた句は、江戸中期の禅僧、白隠慧鶴(1685-1768)が梅の徳を讃えて詠んだ句の一部です。「昨是埋雪樹 今復帶花枝」昨日は雪に埋もれていたのに、今日には花をたくさん付けている。梅が吉祥の植物として愛でられてきた理由そのものですね。
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【清水公照】1911-1999
兵庫県飾磨郡(現姫路市)生まれ。1927(昭和2)年、東大寺塔頭宝厳院に入寺。清水公俊に師事し、僧名が公照となる。
龍谷大学卒業後、天竜寺の関精拙の下で禅を学ぶ。終戦後、出征先の中国から帰還。 1946(昭和21)年、東大寺塔頭宝厳院住職となる。
翌年には、現在の東大寺学園中学校・高等学校の前身、青々中学を創設し校長となる。1963(昭和38)年に、東大寺学園幼稚園園長、女子学院院長となるが、幼稚園で園児の作るものに触発され、陶磁器製の仏像「泥仏(どろぼとけ)」や、墨絵の創作を始める。
1975(昭和50)年、大僧正、華厳宗管長、東大寺第207世別当に就任。東大寺大仏殿昭和の大修理のため、1971(昭和46)年から10年に渡り浄財集めに奔走。1980(昭和55)年に修理が完了し、落慶大法要を主宰した。
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