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掛軸<森一鳳>双幅 日月松図(HP410)

  • 作家森一鳳
  • 時代江戸時代後期
  • 全体縦218.5cm×横67.5cm
  • 内寸縦125cm×横53cm
  • 本紙絹本
  • 状態状態はとても良いです。
  • 二重箱
  • 価格80,000円(税込)

縁起物、松竹梅の中の「松」の後ろからそれぞれ太陽と月が顔をのぞかせています。大変おめでたい作品です。
しかしながら、両幅をよくご覧いただくと少し趣が違うことがわかるでしょう。二幅で一つの作品である双幅は互いに対となっている場合が多いですが、本作もその一つです。

まずは右幅をご覧ください。
松は幹が太く、堂々とした力強さを感じるでしょう。
またその枝から延びる松ぼっくりはまだ少し緑がかっており、人でいうところの青年期の松であるのでしょう。

また、松の後ろから顔をのぞかせる太陽から、時間は朝、もしくは昼であることが伺えます。
描かれてはいませんが、この松の周囲では様々な動植物がその生命を輝かせ、活力に満ちて活動しているのではないでしょうか。
右幅全体から生命力が感じられます。

それでは、左幅をご覧ください。
背景が薄っすらと藍色になっていることからも夜であることがわかります。
全体的に静かな空気が感じられることでしょう。

ほとんどの動植物が動きを止め、眠りにつく夜。
松の幹は右幅のものに比べ細いものの、月を隠そうとするほど堂々としています。その力強さで月光に照らされながら眠りにつく動植物たちを静かに見守っているのかもしれません。

枝からなる松ぼっくりも完全に茶色いもので地面に落ちる寸前のものであることが伺えます。
成長期である青年期を終えた壮年であるからこそ、静かでありながらも堂々と余裕をもって新芽の成長を見守る、そんな印象を持たせる松です。


以上のことから、両幅は動と静の対比、あるいは、活発であり、最も生命力を感じさせる青年と静かながらもを堂々とした壮年を対比した作品となっているとも考えられます。


また、本作は「銘々落款」であり、どちらにも作者、森一鳳の署名、落款がございます。両幅とも飾り、対比を楽しんでいただくことはもちろん、片軸ずつ、用途に合った時にお使いいただくことも可能でございます。
例えば、右福は松と太陽という画題から正月掛けとしてお使いいただけるでしょう。
また、左幅は満月が描かれていることから望月が夜空に美しく輝く中秋節に飾っていただけますと掛軸の月と夜空の月、どちらの美しさも引き立つのではないでしょうか。


片軸としても成り立ち、両軸そろえば、新たに対比を生みだして、観る者を楽しませる、本作はそんな作品でございます。

スタッフC・K



【森一鳳】1798-1872
江戸時代後期の画家。播磨(兵庫県)出身。名は敬之。字は子交。通称は文平。大坂で円山派の森徹山にまなび、その養子となる。肥後熊本藩につかえた。藻苅舟の画題で知られ商家の注文がおおく、「藻を苅る一鳳(もうかる一方)」といわれた。兄弟弟子に森寛斎。

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