掛軸<蔀関月>仏画 涅槃図 中国画(SU056)
- 作家蔀関月
- 時代江戸中期・後期
- 全体縦172cm×横56cm
- 内寸縦87cm×横43cm
- 本紙紙本
- 状態時代を考慮して、状態は標準的です。
シミ、折れ、本紙に少しイタミ、表具にイタミ、ヨレ、虫食い穴、少し浮きがあります。
裏面に修理跡があります。
両方の軸先に傷みがあります。
箱破損 - 付属品箱有
- 価格90,000円(税込)
【蔀関月】1747-1797
江戸時代中期-後期の画家。延享4年生まれ。蔀関牛の父。大坂で版元千種(草)屋をいとなむ。月岡雪鼎に画をまなび,山水画,人物画にすぐれ,法橋となる。「伊勢参宮名所図会」「日本山海名産図会」などの挿絵をえがいた。寛政9年10月21日死去。51歳。本姓は柳原。名は徳基。字は子温,阮二。通称は源次郎。別号に荑楊斎。
【涅槃図】
釈迦の涅槃すなわち入滅 (死) の情景を表わした図。双樹下の宝座に北を枕にし,右脇を下にして横臥する釈迦を取囲んで,菩薩,天部,弟子,大臣などのほか,鳥獣までが泣き悲しんでおり,樹上には飛雲に乗って,臨終にはせ参じようとする仏母摩耶夫人の一行が描かれているのが一般的な図様である。日本では平安時代以降,涅槃会の盛行に伴ってその本尊である涅槃図が制作され,なかでも高野山金剛峰寺の応徳3 (1086) 年銘のものが最古のすぐれた遺品。以後,鎌倉時代を中心に大小多数の遺品が残る。
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