【売約済】古伊万里 色絵 窓絵石榴唐花文 輪花 七寸皿（20.30）

• 作家-
• 時代江戸後期
• 全体直径21cmx高さ3.8cm
• 内寸-
• 本紙-
• 状態良好 ※画像でご判断下さい。
• 付属品-
• 価格売約済

江戸後期頃の作。

鮮やかな赤色。籠目のような幾何学模様で埋められた見込みに、窓絵で様々な果物や花が配されている、珍しい柄の七寸皿です。

モダンな印象でもあり、食卓に自然に馴染みます。

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【ひとことウンチク】

中央に写実的に描かれているのはザクロ。無数の種子をつけるところから、豊穣や子孫繁栄を表す、吉祥文様です。これを抽象化した文様も、古伊万里にはよく登場します。

菱形の窓に描かれているのは、逆さまに描かれたブドウでしょうか。抽象化されていますが、葉の形やつる状の茎もブドウのそれのようです。たくさんの実をつけることから、ザクロと同じように吉祥文様とされます。

瓢箪形の軍配のような形の窓に描かれているのはアザミ。日本には古代から自生し、葉や根には薬効が認められます。あくまで野に咲く花ということからか、家紋などデザイン化された意匠にはなりませんでしたが、古伊万里には江戸中期頃から描かれたようです。

その他大小描かれている抽象的な花の文様。空想であったり、様々な花を組み合わせた、花弁の多い大輪の花のデザインを「唐花文」と呼んだりします。

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