掛軸<福田浩湖>超大幅 犬山城図 大谷五花村蔵(HP1060)
- 作家福田浩湖
- 時代明治-昭和
- 全体縦174cm×横127cm
- 内寸縦85cm×横115cm
- 本紙絹本
- 状態状態は標準的です。
シミ、折れがあります。
箱破損 - 付属品箱有り
- 価格100,000円(税込)
【福田浩湖】1883-1959
南画家。東京生。名は浩治。佐竹永湖・小室翠雲に師事。また谷文晁に私淑し南北合派を研究した。日本南画院同人となる。戦後は日本南画院の再興に尽力し、最長老の同人として重きをなした。昭和34年(1959)歿、76才。
【大谷五花村】1891-1958
政治家、作家。福島県五箇村(現白河市借宿)に生まれる。幼名を五一郎といった。五箇尋常高等小学校(現五箇小学校)、福島県立安積中学校(現福島県立安積高等学校)に学び、久米正雄とクラスメートになり、深い親交を結んだ。この頃より短詩型文芸に興味を持ち、川柳や里謡等を作り始め新聞や雑誌に投稿するようになった。1912年(明治45年)4月、明治大学に進学。在学中に川柳復興運動の先頭に立って活躍した井上剣花坊について川柳を学ぶ。「大正川柳」発行の際には会員になり、後に同人となり活躍した。 明大卒業後は、家業の醸造業にたずさわるかたわら、川柳作家として活躍し、全国的に高い名声を得る。当時、文壇で活躍していた吉川英治とは深い親交があり、川柳作家として共に名声の高かった川上三太郎、前田雀郎等とは共に川柳を文学として広めるよう努めた。作家活動の傍らで、実業家として白川実業銀行頭取、棚倉電気株式会社取締役、白河電灯株式会社取締役、郡山商業銀行取締役などを歴任した。また政治活動にも励み、1923年(大正12年)に請われて五箇村長に就任し、1928年(昭和3年)に再任。1939年(昭和14年)~1945年(昭和20年)には貴族院議員を務め、1942年(昭和17年)~1945年(昭和20年)には白河町長を務めた。
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