額装＜小畑稲升＞芦双鯉図（HP1409）

• 作家小畑稲升
• 時代江戸後期・明治
• 全体縦151cm×横76.5cm
• 内寸縦131cm×横57cm
• 本紙紙本
  ガラス額装
• 状態時代を考慮して状態は良いです。
  本紙にシミ、虫食い、額縁にイタミ、隙間、裏面にヤブレがあります
• 付属品極箱（河村芳舟）・付属紙3枚付属
• 価格50,000円（税込）

※掛軸を額装に仕立て直した商品となっております。

【小畑稲升】1812-1886
文化9年鳥取市吉方生まれ。名は広助、のちに成章。初号は五石。幼いころから画を好み、鯉の名手と謳われた黒田稲皐に師事し、自身も鯉を得意とした。弘化2年鳥取城二の丸造営の時、新殿に屏風などを描き、翌年は京都に出て中林竹洞のもとで修行し、その年の冬、藩御用絵師に取り立てられた。嘉永５年には画道修業のため3年間江戸に出た。晩年は岩美町荒金に住み、明治19年同地において、75歳で死去した。

【河村芳舟】1879-1963
河村鉄二郎の二男として生まれる。名は正吉。早くから狩野派の画法を学び、のちに東京に出て、狩野派の橋本雅邦の門に入る。兄弟子に川合玉堂がいた。大正12年（1923年）、鳥取市掛出町の妙円寺本堂の左右それぞれ3枚の襖に半年を費やして墨絵の大作を描いている。