【売約済】掛軸＜西山翠嶂＞春到の図 春芳堂表具（HP377)

• 作家西山翠嶂
• 時代明治・大正・昭和
• 全体縦161cm×横74cm
• 内寸縦58.5cm×横58cm
• 本紙紙本
• 状態この作品の制作年から判断し、
  状態は良いです。
  軸箱の蓋カバーに少しイタミがあります。
• 付属品二重箱・極箱（西山綾子）
• 価格売約済

上品な煌びやかさのある本紙に描かれており、画像で見るよりもはるかに透明感を感じます。
一見派手にも思える、少女の晴れ着のような配色の空模様。タイトルに「春到」と銘打った作者の心内には、季節が巡ってきた喜びを抑えきれない無邪気な感動があったのだと、思わず笑みがこぼれてしまうような作品です。

スタッフ原

【西山翠嶂】1879-1958
日本画家。京都生。名は卯三郎。竹内栖鳳に師事し、文展・帝展に出品を重ね活躍する等早くから頭角を現す。私塾青甲社を創立し、堂本印象・中村大三郎・上村松篁らの画家を輩出。後進の指導に尽力し、京都画壇で重きをなした。栖鳳の娘婿でもある。