【売約済】掛軸<松井桜塘>西王母図(HP406)
- 作家松井桜塘
- 時代大正・昭和
- 全体縦207cm×横65.5cm
- 内寸縦129cm×横50.5cm
- 本紙絹本
- 状態状態は良いです。
本紙と表具に少しシミがあります。 - 箱共箱・二重箱
- 価格売約済
松井桜塘の作品としては縦横ともに大きな本作。
画題は「西王母」。縦長の本紙に隠れることなくその全身像が描かれています。
鳳凰の図柄が描かれた衣装を着て、頭部には同じく鳳凰の冠、見事なぬばたまの黒髪は淡く結われ、背中に流れされています。そして右手には西王母の象徴とも言える仙桃を持っています。
しかしながらそれらは彼女を引き立てる脇役に過ぎません。白磁のような真っ白の肌に赤い唇。筆で描いたように形の良い眉とその下の切れ長の瞳はまごうことなく伝説の仙女の美貌を表しています。それだけではなくどこか気品が感じられ、堂々とした立ち姿からは天界を統べる威厳を見るものの目に感じさせてくれます。
また、松井桜塘は美人画を多く描いていますが、着物を身に纏った和美人が多く、本作のような西王母図は非常に珍しいものです。
気品あふれる仙女が描かれた珍品をぜひお手にとってご覧ください。
スタッフC・K
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【松井桜塘】
日本画家。京都生まれ。名は親次、別号に虚水・湖南。鹿子木孟郎、土田麦僊、木島桜谷、大橋翠石、五姓田芳柳らに師事する。昭和15年頃以降は美人画が多い。
【西王母】
中国古代の神話、伝説に登場する女神。
その起源は古く殷代にまでさかのぼり、
甲骨文字のなかにみえる西母は西王母のことであると考えられている。
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