【売約済】掛軸<塩川文麟>梶の葉鞠図 七夕(HP413)
- 作家塩川文麟
- 時代江戸後期・明治
- 全体縦125cm×横64cm
- 内寸縦34cm×横50.5cm
- 本紙絹本
- 状態状態は標準的です。
本紙に少しシミと折れがあります。
表具に少しイタミとシミと折れと虫食い穴があります。 - 付属品-
- 価格売約済
五節句の一つ。七夕。
こちらの「梶の葉鞠」は七夕の行事で使われる鞠です。
皆様もご存知だと思われますが、織姫と彦星が天の川を渡って、1年に1度だけ出会える7月7日の夜のことです。
その七夕はもともと中国から伝わった行事でした。
しかし、日本に伝わると貴族の文化隣、平安時代には宮中行事の一つとなったのです。
七夕に行う祭りは「乞巧奠(きこうでん)」といい、中国では裁縫技芸の上達を願った行事が日本に伝わり、種々の供物をし、蹴鞠、雅楽、和歌などを手向けて、その技が巧みになるようにと祈りました。
本作に描かれる「梶の葉鞠」は七夕の蹴鞠行事です。
梶の木の枝に鞠をかけて、牽牛・織女の二星にたむけてから、蹴鞠が行われます。
それに付随する蹴鞠を楽しむ人々の笑い声や雅な宮廷音楽も想像できるでしょう。
今では名家、冷泉家に伝わっている行事です。
また梶の葉そのものも七夕に密接に関わる植物です。
七夕に関する植物と言われて皆さんが真っ先に思いつくのは「笹」でしょう。笹の葉に願い事を書いた短冊を飾ることは欠かせない行事でしょう。
しかし、もとも七夕は今のように短冊に願いごとを書くのではなく、「梶の葉飾り」という梶の葉7枚に歌を書いたものを星に手向ける風習だったそうです。
本作は七夕掛けとしてお使いいただくのにピッタリと作品でしょう。
スタッフC・K
【塩川文麟】1801-1877
江戸時代末から明治初期の日本画家。幼名は隼人、字は子温もしくは士温、号は初めは雲章、後に文麟、別に可竹斎や泉声答斎や木仏老人など、通称は図書。
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