【売約済】掛軸＜菅楯彦 船川華州 伊藤渓水 西川桃嶺 他5名＞花蝶図 9名合作 山元春挙師事（HP730)

• 作家菅楯彦 船川華州 伊藤渓水 西川桃嶺 他5名
• 時代明治・大正
• 全体縦196cm×横59cm
• 内寸縦126cm×横48cm
• 本紙絹本
• 状態状態は標準的です。
  本紙にシミ、少し虫食いがあります。
• 付属品-
• 価格売約済

【菅楯彦】1878-1963
日本画家。鳥取県生。独学で画を学び、大和絵をはじめ円山四条派・狩野派・浮世絵など幅広く研究する。きめの細かい大和絵風の歴史画や大阪の風物を好んでとりあげ、軽妙洒脱な趣をもつ。また国学を鎌垣春岡に、漢学を山本憲に学ぶ。名妓富田屋八千代を娶って世人を驚かせた。日本美術院恩賜賞受賞。大阪美術会会員。四天王寺舞楽協会会長。大阪市名誉市民。

【船川華州】1880-?
名は清一郎。明治13年6月京都市上京区竹屋町に生まれる。父は東京府華族日野伯爵家の家令なり、家代々幕府に仕える。京都の人。別号・香雨。山元春挙に師事し円山四條派を研鑽する。展覧会等に出品し褒章を受ける事数十回に及ぶ。宮内省御用品の光栄を受ける。帝國絵画会、巽画会の会員。大阪住。

【伊藤渓水】1879-1967
日本画家。愛媛県宇和島生。名は一雄。平井直水・山元春挙に師事。第1回文展出品の「春」が初入選以来文帝展を通じて11回入選し、大正4年サンフランシスコ万博では金賞になった。昭和3年から京都に転じ、山元春挙の門に入り早苗会々員となった。戦後は昭和22年に日展委員をしている。 昭和42年(1967)歿、87才。

【西川桃嶺】
画家。名は信太郎。幸野楳嶺門の俊才で、後日を嘱望されたが、不遇のうちに大正の末年に歿する。

暎雪、龍堂、廣宝、松峰