【売約済】掛軸 万歳旗 万歳旛 高島屋謹製(HP748)
- 作家-
- 時代-
- 全体縦176cm×横33cm
- 内寸縦137cm×横23cm
- 本紙絹本(織物)
- 状態状態は良いです。
本紙に少しシミがあります。 - 付属品箱有り
- 価格売約済
【万歳旗 万歳旛】
「万歳」の文字を表面にしるした旗。平安時代以来、朝賀の式や即位の儀に用いらました。
鮎は天皇家と縁の深い魚です。
日本書記によれば、若き神武天皇が大和の国めざして、血気盛んに破竹の勢いで勝ち進みます。大和の国を目の前にして菟田の高倉の頂にあがって驚きます。汝より強い敵が屯して待ち構えている。尊がこれですから連戦の疲れと厭戦気分で戦意焼失です。これではいけないと丹生川へさしかかった時、『吾今當にいつへ(瓶・壺)を以て、丹生之川に沈めむ。
如く魚大きなり、小さしと無く、
ふつくに酔ひて流れむこと誓へば…
吾必ず能く此の国を定めてむ』と言い川に瓶を沈めます。『其の口、下に向けり。
頃ありて、魚皆浮き出て、水のままにあぎなふ』魚の浮き上がるのを見て、兵士達は勇気百倍敵を倒して大勝したといわれます。
この時の魚が鮎といわれています。
今でも天皇即位儀礼の時、
七種の旗のうちのひとつ万歳旗に、
一個の瓶と五尾の魚形が描かれており鮎の形に近いといいます。
十四代仲哀天皇のお妃神功皇后は、
男勝りで勇ましく新羅と戦った程で多くの武勇伝の持ち主ですが、そこは心優しき女性で新羅に渡る前に悩みます。裳の糸と針を曲げて釣針をつくり飯粒をつけて、もし魚がかかれば、『朕の西財の国を求めむと欲す』夢も成就摺るであろうと占ったところ、鮎が釣れたといわれます。
奈良時代から平安の始めにかけて、すでに鮎は多くの天皇達により手厚く保護されていたのです。それらをあしらった掛軸 万歳旗。お祝い事の「祝儀掛け」として重宝される一品です。
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