掛軸＜東郷平八郎＞書「父母根元～」詠：二宮尊徳（HP790)

• 作家東郷平八郎
• 時代明治-昭和初期
• 全体縦201cm×横54cm
• 内寸縦124cm×横41cm
• 本紙絹本
• 状態時代を考慮して、状態は良いです。
  本紙にシミがあります。
• 付属品極箱（野村素軒）
• 価格80,000円（税込）

【東郷平八郎】1847-1934
海軍軍人・元帥・侯爵。鹿児島県生。名は実良。日清戦争に浪速艦長として活躍し、日露戦争では連合艦隊司令長官として日本海海戦を指揮する。東宮御学問所総裁。昭和9年(1934)歿、88才。

【野村素軒】1842-1927
書家・政治家。山口県生。長州藩士。幼名は範輔、名は素介。字は絢夫、号は右仲、素軒。 貴族院議員を務め、男爵を授けられる。書に秀で、選書奨励会審査長・書道奨励会会頭を務めた。昭和2年(1927)歿、86才。正二位勲一等。

【二宮尊徳】
江戸時代後期の経世家、農政家、思想家である。自筆文書では金治郎と署名している例が多いが、一般には「金次郎」と表記されることが多い。また、諱の「尊徳」は正確には「たかのり」と読むが、「そんとく」という読みで定着している。経世済民を目指して報徳思想を唱え、報徳仕法と呼ばれる農村復興政策を指導した。
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書の内容：
父母根元在天地令命
身体根元在父母生育　　　　
子孫相続在夫婦丹精　　
父母富貴在祖先勤功　　　　
我身富貴在父母積善　　
子孫富貴在自己勤労　　　
身命長養在衣食住三　　　　
衣食住三在田畑山林　　
田畑山林在人民勤功　　　　
今年衣食在昨年産業　　
来年衣食在今年艱難　　　
年々歳々不可忘報徳

出典：『報徳訓』　二宮尊徳

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