【売約済】掛軸＜山本雲渓＞猿図（HP979)

• 作家山本雲渓
• 時代江戸時代中・後期
• 全体縦138cm×横63cm
• 内寸縦39cm×横50cm
• 本紙絹本
• 状態時代を考慮して、状態は標準的です。
  シミ、本紙にイタミ、虫食い、表具に折れがあります。
• 付属品-
• 価格売約済

【山本雲渓】1780-1861
伊予大井村生まれ。通称は雲平、諱は邑清、字は好徳。別号に月峰人、月峰斎、清月亭。画室を月光堂と称した。天明3年、父の輔清に伴い一家で今治城下に転居した。幼いころから学問に秀で、大坂で医術を学び、帰郷してから医院を開業した。今治藩に典医として仕えたとも伝えられる。画道に関しては、大坂で森狙仙に学んだと伝えられ、師と同じく猿を最も得意とした。画家としての評判は高く、求めに応じて制作しており、文政4年に讃岐金刀比羅宮への奉納額に「鐘馗」を揮毫したのをはじめ、安芸厳島神社や大山祇神社、和霊神社など、各地の神社に多くの絵馬を残しており、伊予内外に50点余りの絵馬が確認されている。