掛軸＜平野古桑＞観音画賛 倣：陳賢・黄檗隠元隆琦（HP1168）

• 作家平野古桑
• 時代明治・大正
• 全体縦127cm×横55.5cm
• 内寸縦33×横42.5cm
• 本紙絹本
• 状態時代を考慮して状態は標準的です。
  シミがあります。
• 付属品共箱・二重箱
• 価格35,000円（税込）

【平野古桑】1881-?
南画家。明治14年(1881)大分県生。名は要道。田近竹邨に師事する。京阪の地に住した。昭和10年頃歿、詳伝未詳。

【陳賢】
中国明末の画家。字は希三、号は太玄道人・天然子・碧水。福建省東甌の人。

【陈贤】
明清画家。号希三，又号瞻葵，又号半秃僧。喜画佛像人物，书法似文徵明，曾画十六罗汉册为日本人购去 。崇祯十六年(1643)尝作释像卷 。

【黄檗隠元隆琦】1592-1673
江戸前期の渡来禅僧。福建省生。隠元は道号、法諱は隆琦。福州黄檗山万福寺で出家、密雲円悟に師事する。のち費隠通容の法を嗣ぎ、万福寺住持となる。長崎興福寺の逸然性融らに招かれて来日、摂津普門寺を経て、宇治黄檗山万福寺開山となる。明の法式に則る黄檗禅を広め、後水尾天皇ら公武の厚い帰依を集めた。書・画・漢詩に優れ、黄檗三筆の一人。延宝元年(1673)寂、82才。

【黄檗隐元】（1592-1673）
福建省福州府福清县人。为日本黄檗宗始祖。擅长于书法，与木庵性瑫、即非如一并称「黄檗三笔」。