掛軸<渡辺花仙>仏画 黒白二鼠の喩え図 中国(HP1301)
- 作家渡辺花仙
- 時代明治・大正・昭和
- 全体縦201cm×横59cm
- 内寸縦125cm×横43cm
- 本紙絹本
- 状態時代を考慮して、状態は標準的です。
シミ、折れがあります。 - 付属品共箱
- 価格150,000円(税込)
【渡辺花仙】1889-1975
大阪船場生まれ。浪華の女流画家。菊池華秋の妻。
【黒白二鼠の喩え】
『仏説譬喩経(ぶっせつひゆきょう)』というお経に「黒白二鼠の喩え」というお話があります。
ある時、1人の旅人が荒野を歩いていますと、突然大きな猛獣が現れ、迫ってきました。周りを見まわしても、身を隠すところがありません。ところが、幸いにも古井戸にふじ蔓つる が垂れ下がっているのを見つけた旅人は、一目散にその中に逃げ込みました。 猛獣は井戸の中をのぞき込んでは激しく吠え立てますが、中まで入ってこられません。旅人は一安心したものの、井戸の底を見ますと、その井戸の底には大きな龍が大きな口をあけて、旅人が落ちて来るのを待ち受けていました。上へも登れず、下へも降りられず絶対絶命、命の綱はふじ蔓1本です。ところが、その命綱であるふじ蔓の根元のところでガリガリという音がしています。 よく見ると、横穴から白鼠と黒鼠が入れ替わりして、顔を出し根元をかじっています。旅人はかじられまいと、しきりにつるを揺さぶります。すると、たまたまつるの根元にあった蜂の巣から蜂蜜がポタリポタリとこぼれ落ち偶然にも旅人の口に入りました。その蜂蜜の味はとても素晴らしく美味であったため、旅人は大変な状況にあるにも関わらず恐ろしい現実を忘れ、ただただ落ちてくる蜜を得ようとしきりにもがきはじめた。というお話です。
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