掛軸<楊洲周延>琴弾美人図 平家物語嵯峨野の月見立絵(HP1345)
- 作家楊洲周延
- 時代幕末・明治
- 全体縦179cm×横71cm
- 内寸縦118cm×横56cm
- 本紙絹本
- 状態時代を考慮して、状態は良いです。
シミ、少し折れ、裏面修理があります。 - 付属品箱有り
- 価格980,000円(税込)
【楊洲周延】1838-1912
幕末-明治時代の浮世絵師。天保9年8月8日生まれ。歌川国芳,3代歌川豊国,ついで豊原国周にまなぶ。美人画にすぐれ,江戸城大奥の風俗画や明治開化期の婦人風俗画などで知られる。大正元年9月29日死去。75歳。越後(新潟県)出身。名は直義。別号に楊洲。作品に「真美人」36図,「大川渡し舟」など。
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【嵯峨野の月】
「平家物語」巻六「小督」の章
小督は中宮徳子(清盛の娘)に仕えた女房で、宮中一の美女と謳われた琴の名手。徳子は高倉天皇を慰めようと小督を参内させるが、天皇は小督に夢中になってしまう。しかも小督には藤原隆房(清盛の五女の婿)というもうひとりの恋人がいた。娘の婿を2人までも奪った小督に清盛は怒り狂い、帝に迷惑がかかることを案じた小督は密かに宮中を抜け出し、嵯峨野に身を隠す。
高倉天皇の命を受け、行方不明になった小督を探していた側近の源仲国は月の綺麗な晩、亀山辺りを通りかかると、たえなる琴の調べが。「想夫恋」だ。笛の名手で小督と合奏したこともあった仲国は、すぐに小督の琴の音とわかった。仲国は急いで宮中へ戻り、天皇へ小督の居場所を報告する。
小督は天皇の命で密かに御所に連れ戻された。そして、以前以上の寵愛を受け、天皇との間に女の子が産まれた。
【源仲国】?-?
平安末期・鎌倉初期の後白河院の有力近習。父は河内守光遠。院細工所別当を務めるほか,御堂建立や御所の修理などに実務能力を発揮した。後白河法皇の死後,妻が同法皇の託宣を受けたと称して種々の妖言をなし,世間を騒がせたために,建永1(1206)年に解官され,院細工所別当の地位を藤原忠綱にとってかわられた。なお仲国の妻は,後白河院寵妃の丹後局(高階栄子)の縁者で,この託宣事件の背後には丹後局がいたともいわれている。
【小督局】1157-?
平安時代後期の女官。保元2年生まれ。藤原成範の娘。高倉天皇の寵愛をうけ,治承元年範子内親王(坊門院)を生む。2年後出家。「平家物語」によれば,平清盛の娘で天皇の中宮徳子(建礼門院)の気持ちをおもいやる清盛ににくまれ,出家させられたらしい。
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