【売約済】掛軸＜伝：長谷川等舟＞超大幅 仏画 兜率天曼荼羅 中国画 木版彩色（HP331)

• 作家伝：長谷川等舟
• 時代-
• 全体縦222cm×横124cm
• 内寸縦146cm×横103cm
• 本紙紙本
• 状態状態は標準的です。
  シミ、折れ、少しイタミがあります。
  表具上部に虫食い穴があります。
  裏面に修理跡があります。
  箱破損
• 付属品箱有
• 価格売約済

【長谷川等舟】
長谷川等伯の末裔長谷川派１３代目にあたる。高野山内の寺院の仏画を多数制作し、金堂脇堂に掛けられた弘法大師像と四社明神像を描いたと伝わる。

【兜率天曼荼羅】
兜率天とは弥勒菩薩が住する浄土で、弥勒菩薩が兜率天で説法する様を描いたのが兜率天曼荼羅である。死後に兜率天への往生を願う弥勒上生信仰においては、弥勒の像容や兜率天浄土の様子を観想（心中に想いうかべる）したり造形化することが重要視されている。絵図は中央に弥勒菩薩と諸菩薩がある。弥勒菩薩の前では説法を聴聞する天子・天女が恭敬礼拝し、舞踊奏楽が献じられるなど、兜率天浄土の安穏快楽の様相をあらわす。周囲には楼閣があり階段で続く。蓮池があり船を浮かべる。菩薩・天・天女が各所に集合し、天上の快楽の相を表す。絵相の異なるものもある。