【売約済】掛軸<前島密>書 「百花」(HP882)
- 作家前島密
- 時代明治・大正
- 全体縦194cm×横56cm
- 内寸縦116cm×横41cm
- 本紙絹本
- 状態時代を考慮して状態は標準的です。
シミ、折れ、浮き、虫食い穴、表具にイタミ、ヨレがあります。 - 付属品箱有り
- 価格売約済
【前島密】1835-1919
近代郵便制度を創設した明治時代の官僚,政治家。「日本郵便の父」と称される。越後国頸城郡下池部村(新潟県上越市)の豪農,上野家に生まれる。父は助右衛門,母てい。幼名房五郎,次いで来輔。弘化2(1845)年,11歳で高田藩儒・倉石典太の門に入り,13歳で江戸に出て苦学しながら医学,蘭学を学ぶ。ペリー来航により国防強化の必要性を痛感し,全国を周遊して砲台,港湾などを実地見聞する一方,砲術,操練,機関学などを学ぶ。その後,箱館で武田斐三郎の門に入り,航海術,測量法を修得,慶応1(1865)年,薩摩藩の開成学校で英語を教授する。翌年,江戸に戻り幕吏前島錠次郎の家を継いだ。兵庫奉行支配調役,遠州中泉奉行を経て明治2(1869)年,新政府に出仕。このころ,密と改名。 同3年,駅逓権正に就任した前島は,維新後も存続した江戸時代の飛脚が,遅滞,不着が甚だしいうえに高額のため,飛脚に代わる郵便事業創設を決意。イギリスから帰国した4年に駅逓頭に任ぜられ近代郵便制度を東海道~大阪間で開始し,郵便切手を発行する。翌年郵便を全国に実施,6年郵便事業の政府専掌,全国均一料金制を確立した。「郵便」「郵便切手」の名称は前島の創意。また5年,飛脚屋に陸運元会社(のち内国通運会社)の設立を勧める。14年の政変により大隈重信と共に下野して立憲改進党の結成に加わり,20年東京専門学校(早稲田大学)の校長になる。19年関西鉄道会社社長に就任したが,21年逓信次官に任ぜられ,電話交換事業の創始に貢献した。退官後,北越鉄道会社社長となり,直江津~新潟間の開通に尽力。37年貴族院議員。
書の内容:
百花争発日群鳥競鳴
時人想東翁劇翁反不自知
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