掛軸紹介 <小川千甕> 群盲撫象図

【掛軸紹介】
群盲撫象図
<小川千甕>
《表具》 長さ 222㎝ 横幅 46.5㎝
《本紙》 長さ 136.5㎝ 横幅 33.5㎝

小川千甕 群盲撫象図

群盲象を評す。
目の見えない人が各々に象を触り、感想を語り合う様子が描かれています。
「一部だけを知り、すべてを理解したと錯覚してしまう」という、インド発祥の寓話です。

柔らかいタッチで、可愛らしさを感じる象の絵ですが、意味を知ることで掛軸の見え方が変わってきますね。
初歩的な画題かもしれませんが、これからも知識を深め、楽しみながら商品を扱っていきたいと思います。

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【小川千甕】1882-1971
明治-昭和時代の日本画家。
京都出身。本名は多三郎。代表作に「炬火乱舞」など。
仏画師である北村敬重に師事し、浅井忠に洋画もまなぶ。
大正4年川端竜子,小川芋銭らと珊瑚会を結成。
油絵から日本画へ移行し院展に「田面の雪」「青田」などを出品。
昭和7年日本南画院に参加。
昭和46年2月8日死去。88歳。
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こちらは8月3日(土)の「心斎橋 暮らしのこっとう」 掛軸展示販売コーナーにて、販売予定です。
ぜひ、本物をお近くでご覧ください。

小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図