こっとううんちく【市松模様】

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これを知ったら骨董探しがより楽しくなる!
スタッフによる骨董うんちく話、第十弾です★
 
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こっとう☆うんちく…その10
 
こっとううんちく
 
イケメンが
模様の呼び名を
変えるとは!!
 
 
現代でもファッションやグラフィックデザインなど様々な方面で汎用されている「市松模様」。
洋の東西を問わず古くから様々なものの意匠として用いられ、日本では古く埴輪の服装にもこの模様が見られます。
 
碁盤の目のように色違いの正方形を配したこの模様は、元は着物の柄として「石畳」や「霰(あられ)」などと呼ばれていましたが、江戸中期の1740年代、イケメン歌舞伎役者の初代・佐野川市松(1722-1762)が、舞台衣装として白と紺の正方形を交互に配した袴を愛用し、その姿を浮世絵師が好んで描いたことから、当時の人気を大いに博し、それ以来「市松模様」と呼ばれることとなりました。
 
アイドルの影響力って今も昔もすごいものですね!
 
 
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こっとううんちく【フランス印象派の画家に影響を与えたもの】

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スタッフによる骨董うんちく話、第十一弾☆
 
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こっとう☆うんちく…その11
 
こっとううんちく
 
包み紙
読みたくなるサガ
昔も一緒(笑)
 
 
現在でも海外の方に人気のある浮世絵ですが、その人気の原点とも言えるエピソードがあります。
 
江戸時代、日本から西欧に輸出されていた陶磁器・漆器の包み紙には、浮世絵の版画が用いられていました。
1856年頃、フランスのエッチング画家フェリックス・ブラックモンが、梱包材とされていた葛飾北斎の木版画「北斎漫画」を見つけ、その価値を見出し、友人であるモネ、マネ、ドガなどに見せて回ったのだと言います。
 
その独特な構図、技法、色使いは、当時のフランスの芸術界の伝統や閉塞感から、新しい表現法を模索していた画家たちから熱狂的に受け入れられ、「印象派」と呼ばれる一大ムーブメントへと発展していきます。
ジャポニスム(日本趣味)のきっかけが、焼き物の包み紙だったとは!
 
※写真の北斎漫画は印刷の掛軸です。
 
 
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こっとううんちく【ピアノの黒は、漆の黒だった!?】

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こっとう☆うんちく…その12
 
こっとううんちく
 
カーモンベイビー、ルルルル・・・
ピアノは漆に
インスパイア~ド♪
 
(そもそも俳句じゃない笑)
 
 
日本初の磁器、古伊万里が世界中で受け入れられていたことはお伝えした通りですが、英語で磁器のことを「china」と言うように、世界に先駆けて磁器生産に成功し、輸出されていたのは中国のものです。
それに対し、「japan」は漆器を表します。
 
鎖国の時代にオランダ人に発見されたのが古伊万里なら、その少し前、大航海時代のスペイン人、ポルトガル人に驚きを持って受け入れられたのが漆器でした。
特に絢爛豪華な蒔絵の工芸品・調度品は、富と権力の象徴として、ヨーロッパの王侯貴族が競って買い求め、フランス王妃マリー・アントワネットも宮殿を漆器で飾ったそうです。
 
ところが17世紀末から流通量が激減し、日本の漆器が一層高価で入手困難になると、西洋で模倣品を作ることが流行します。
漆の樹液の代わりに、亜麻仁油、コパーオイル、虫から採れるシェラックなどの樹脂やオイルに、黒い粉末を混ぜて漆に似た光沢を出す、この模倣技術のことをジャパニングと呼び、ひとつの文化として発展、洗練されていきます。
 
優雅なイメージに合うということだったのか、元々木目塗装が主流だったピアノが光沢のある黒で塗られるようになったのも、実はこのジャパニングの技術から来ているのです。
 
 
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こっとううんちく【古伊万里の花唐草】

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こっとう☆うんちく…その13
 
こっとううんちく
 
なんの花?
描きわけない人
O型だったの?(笑)
 
 
古伊万里に描かれた花の模様には、写実的でなく何の花か特定できない場合が多くあり、「花」唐草などと通称されることがあります。
 
対して中国では14世紀、元の時代から青花磁器(白地に青の文様を表した磁器、日本では染付と呼ばれる)が作られてきましたが、吉祥模様という考え方から植物の種類がはっきりと描き分けられました。
例えば、牡丹は「富貴」、菊や桃は「長寿」、ザクロは「多子」、瓜は「子孫繁栄」などを象徴しています。
 
 
ちなみに血液型の概念がヨーロッパで生まれたのは1900年、明治時代の後半からです。
歴史上の人物の血液型は、遺骨や血判状などの調査で判明するそうですが、豊臣秀吉はO型だったそうですよ( ̄ー+ ̄) ドヤ顔。
 
 
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こっとううんちく【蓋付き飯碗】

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こっとう☆うんちく…その14
 
こっとううんちく
 
お茶漬けを
掻き込む江戸の
忙しさ
 
 
天下泰平の江戸時代、全国の交通網も発達し、商売人は前代未聞の忙しさに見舞われたものと想像しますが、その名残を残しているとも言えるのが、こういった蓋付きの飯碗です。
 
磁器の飯碗が作られ始めたのは、17世紀初め、日本初の磁器である伊万里焼の登場とほぼ同時期だったようですが、蓋付きのものがはやったのは国内向けの量産品の生産が増加した18世紀前半からです。
 
また、日本の外食文化は、浅草の茶店が奈良の僧坊で食べられていた「奈良茶漬け」に汁と菜をつけて提供したのが始まりとされており、いわゆるファーストフードとして庶民の間で流行、これを入れた蓋付き碗は「奈良茶碗」と呼ばれました。
 
碗の形状は様々ですが、この写真のような、大き目で胴の張った形のものは「望料(もうりょう)」と呼ばれ、蓋の合わせなどが難しく、普通の碗よりも高いろくろ技術が問われるのだそうです。
 
忙しい商人の食の一旦を職人の技術が支えていたと言えるのではないでしょうか?
 
 
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こっとううんちく【現代の食卓に馴染む古伊万里】

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心斎橋 暮らしのこっとう

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スタッフによる骨董うんちく話、第十五弾★
 
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こっとう☆うんちく…その15
 
こっとううんちく
 
西欧の
王様好みの
IMARI焼
 
#Repost @yumi.ariga さん (インスタグラム
こちらの写真の気品あふれるコーディネートは、弊社の大切なお客様であり、テーブルコーディネーターの @yumi.ariga さんの作品です。
「和」の印象が強い古伊万里の食器ですが、このように東西の文化が交差する現代の食卓にも馴染みます。
 
それもそのはず、鎖国下の日本から全世界に輸出され、熱烈に愛されていた時代がありました。
17世紀半ば、中国王朝が明から清に変わる動乱期に中国磁器の海外輸出が断絶すると、それに代わるものとして、オランダの東インド会社が目をつけたのが日本の伊万里焼
王侯貴族の間では、大型の壺や瓶を室内装飾とするのがステータスシンボルとなりました。
 
さらには、特に熱狂的だった現在のドイツの州ともなっているザクセン王国のアウグスト強王の指揮によって、伊万里焼の登場から遅れること約100年後、ヨーロッパで初めての磁器マイセンが生まれることとなったのです。
 
日本人としては誇らしいエピソードではないでしょうか?
 
 
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