こっとううんちく【蓋付き飯碗】

記事を読む

これを知ったら骨董探しがより楽しくなる!
スタッフによる骨董うんちく話、第十四弾★
 
* * * * * *
 
こっとう☆うんちく…その14
 
こっとううんちく
 
お茶漬けを
掻き込む江戸の
忙しさ
 
 
天下泰平の江戸時代、全国の交通網も発達し、商売人は前代未聞の忙しさに見舞われたものと想像しますが、その名残を残しているとも言えるのが、こういった蓋付きの飯碗です。
 
磁器の飯碗が作られ始めたのは、17世紀初め、日本初の磁器である伊万里焼の登場とほぼ同時期だったようですが、蓋付きのものがはやったのは国内向けの量産品の生産が増加した18世紀前半からです。
 
また、日本の外食文化は、浅草の茶店が奈良の僧坊で食べられていた「奈良茶漬け」に汁と菜をつけて提供したのが始まりとされており、いわゆるファーストフードとして庶民の間で流行、これを入れた蓋付き碗は「奈良茶碗」と呼ばれました。
 
碗の形状は様々ですが、この写真のような、大き目で胴の張った形のものは「望料(もうりょう)」と呼ばれ、蓋の合わせなどが難しく、普通の碗よりも高いろくろ技術が問われるのだそうです。
 
忙しい商人の食の一旦を職人の技術が支えていたと言えるのではないでしょうか?
 
 
* * * * * *
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』の商品の一部はこちらからご購入できます★
 
商品販売ページ
 
商品に関するお問い合わせは、現在メールにて受け付けております。お気軽にご連絡くださいませ。
 
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』 公式SNSはこちら★
インスタグラム  フェイスブック  ツイッター

こっとううんちく【現代の食卓に馴染む古伊万里】

記事を読む

心斎橋 暮らしのこっとう

これを知ったら骨董探しがより楽しくなる!
スタッフによる骨董うんちく話、第十五弾★
 
* * * * * *
 
こっとう☆うんちく…その15
 
こっとううんちく
 
西欧の
王様好みの
IMARI焼
 
#Repost @yumi.ariga さん (インスタグラム
こちらの写真の気品あふれるコーディネートは、弊社の大切なお客様であり、テーブルコーディネーターの @yumi.ariga さんの作品です。
「和」の印象が強い古伊万里の食器ですが、このように東西の文化が交差する現代の食卓にも馴染みます。
 
それもそのはず、鎖国下の日本から全世界に輸出され、熱烈に愛されていた時代がありました。
17世紀半ば、中国王朝が明から清に変わる動乱期に中国磁器の海外輸出が断絶すると、それに代わるものとして、オランダの東インド会社が目をつけたのが日本の伊万里焼
王侯貴族の間では、大型の壺や瓶を室内装飾とするのがステータスシンボルとなりました。
 
さらには、特に熱狂的だった現在のドイツの州ともなっているザクセン王国のアウグスト強王の指揮によって、伊万里焼の登場から遅れること約100年後、ヨーロッパで初めての磁器マイセンが生まれることとなったのです。
 
日本人としては誇らしいエピソードではないでしょうか?
 
 
* * * * * *
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』の商品の一部はこちらからご購入できます★
 
商品販売ページ
 
商品に関するお問い合わせは、お電話とメールにて受け付けております。お気軽にご連絡くださいませ。
 
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』 公式SNSはこちら★
インスタグラム  フェイスブック  ツイッター

こっとううんちく【蛸唐草文】

記事を読む

『心斎橋 暮らしのこっとう』 SNSで不定期に掲載しておりました、スタッフによる骨董うんちく話。
また読みたいとのお客様の声もあり、この度こちらのブログでまとめてご紹介させていただくこととなりました!
 
これを知ったら骨董探しがより楽しくなる!
スタッフによる骨董うんちく話のはじまりはじまり~☆
 
* * * * * *
 
こっとう☆うんちく…その1
 
こっとううんちく
 
【蛸唐草文】 たこからくさもん
 
唐草模様と言えば、泥棒が背負っている緑色の風呂敷に描かれているイメージですが、その原型は古代エジプトの時代にもさかのぼるのだそうです。
うずまき状の植物に葉っぱのついた模様は、10世紀初頭の中国の陶器によく見られ、これが鎌倉時代に日本に伝えられ、タコの足のように見えることから「蛸唐草」と呼び名が付きました。
この蛸唐草文が人気となったのが江戸中期で、伊万里焼にも多く用いられたというわけです。
 
 
【商品詳細】
時代:江戸後期
素材:陶磁器
技法:伊万里 染付
名称:なます皿
 
* * * * * *
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』の商品の一部はこちらからご購入できます★
 
商品販売ページ
 
商品に関するお問い合わせは、現在メールにて受け付けております。お気軽にご連絡くださいませ。
 
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』 公式SNSはこちら★
インスタグラム  フェイスブック  ツイッター

こっとううんちく【くらわんか碗】

記事を読む

これを知ったら骨董探しがより楽しくなる!
『心斎橋 暮らしのこっとう』 SNSで不定期に掲載しておりました、スタッフによる骨董うんちく話、第二弾☆
 
* * * * * *
 
こっとう☆うんちく…その2
 
こっとううんちく
 
【くらわんか碗】
 
江戸時代、経済の中心地大坂と、京の都をつなぐ淀川は、物流の大動脈でした。
その淀川を往来する旅客船(その積載容量から三十石船と呼ばれた)に向けて、「食らわんか」と叫びながら酒や食べ物を販売した小舟を「くらわんか舟」と呼び(高槻が発祥)、食べ物の盛られた生活雑器は「くらわんか碗」と呼ばれました。
 
厚手でボテッとしており、絵付けの簡素な民芸調の古伊万里の深皿は現在でも俗称としてこう呼ばれ人気がありますが、実は「くらわんか碗」は波佐見焼の専売的な呼称でした。
ただ、波佐見で焼かれた器は、伊万里港から積み出しされ、一般には伊万里焼のブランドとして流通していたことからも、混同が起きた一因があるようです。
 
 
【商品詳細】
時代:江戸中期
技法:伊万里
名称:なます皿
 
* * * * * *
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』の商品の一部はこちらからご購入できます★
 
商品販売ページ
 
商品に関するお問い合わせは、現在メールにて受け付けております。お気軽にご連絡くださいませ。
 
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』 公式SNSはこちら★
インスタグラム  フェイスブック  ツイッター

こっとううんちく【招き猫】

記事を読む

これを知ったら骨董探しがより楽しくなる!
『心斎橋 暮らしのこっとう』 SNSで不定期に掲載しておりました、スタッフによる骨董うんちく話、第三弾♪
 
* * * * * *
 
こっとう☆うんちく…その3
 
こっとううんちく
 
【招き猫】
 
招き猫は、どちらの手を上げているかによって意味合いが違うってご存知でしたか?(なかなか盲点ですよね!?)
上げているのが右手の場合は雄猫でお金を招き、左手の場合は雌猫で人を招く、つまり千客万来・商売繁盛!とのこと。
 
そもそも猫の手招きが縁起物とされたことの由来には諸説あるようですが、中でも一番古いのは平安時代の空海にまつわる伝承です。
空海が讃岐国、今の香川県の満濃池の改修工事に携わったことは有名ですが、当初は資金難や人手不足、さらには工夫に病人が出、難航していました。
そこで空海が近くの神社(現在の黒見神社)に籠り祈願していると、一匹の猫が現れ、手招きするような仕草をしたそうです。
その後、朝廷から多額の資金援助がもたらされ、また工夫たちの病も治って人手不足も解消。工事は3ヶ月で終了したそうです。
 
信じるか信じないかはあなた次第、といったお話ですが、人の近くに寄り添う猫に感情移入し幸せな気持ちになるのは、今も昔も同じなんですね。
 
 
【詳細】
時代:大正頃?
素材:陶器
名称:招き猫
※非売品
 
* * * * * *
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』の商品の一部はこちらからご購入できます★
 
商品販売ページ
 
商品に関するお問い合わせは、現在メールにて受け付けております。お気軽にご連絡くださいませ。
 
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』 公式SNSはこちら★
インスタグラム  フェイスブック  ツイッター

こっとううんちく【大聖寺伊万里】

記事を読む

これを知ったら骨董探しがより楽しくなる!
スタッフによる骨董うんちく話、第四弾です。
 
* * * * * *
 
こっとう☆うんちく…その4
 
こっとううんちく
 
【大聖寺伊万里】
 
まがいもの?
そんなんないが
大聖寺
 
※ないが=違うでしょ、という加賀言葉。使い方を間違っていたらスミマセン(>_<)  
 
大聖寺伊万里は、大政奉還のあった慶応三年(1867年)に、加賀前田家の支藩・大聖寺藩が、京焼の名工・永楽和全を招聘したことを起源としています。
産業振興策の一環として、明治~大正時代に上質な色絵伊万里の写しを量産し、本家をしのぐとも言われました。
ですので、「江戸後期の大聖寺」というのは誤りで、加賀にあった多くの磁器窯のものと混同されていると考えられます。
 
 
* * * * * *
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』の商品の一部はこちらからご購入できます★
 
商品販売ページ
 
商品に関するお問い合わせは、現在メールにて受け付けております。お気軽にご連絡くださいませ。
 
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』 公式SNSはこちら★
インスタグラム  フェイスブック  ツイッター