こっとううんちく【大聖寺伊万里】

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これを知ったら骨董探しがより楽しくなる!
スタッフによる骨董うんちく話、第四弾です。
 
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こっとう☆うんちく…その4
 
こっとううんちく
 
【大聖寺伊万里】
 
まがいもの?
そんなんないが
大聖寺
 
※ないが=違うでしょ、という加賀言葉。使い方を間違っていたらスミマセン(>_<)  
 
大聖寺伊万里は、大政奉還のあった慶応三年(1867年)に、加賀前田家の支藩・大聖寺藩が、京焼の名工・永楽和全を招聘したことを起源としています。
産業振興策の一環として、明治~大正時代に上質な色絵伊万里の写しを量産し、本家をしのぐとも言われました。
ですので、「江戸後期の大聖寺」というのは誤りで、加賀にあった多くの磁器窯のものと混同されていると考えられます。
 
 
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こっとううんちく【芙蓉手】

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スタッフによる骨董うんちく話、第五弾♪
 
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こっとう☆うんちく…その5
 
こっとううんちく
 
【芙蓉手】
 
ハスの花
小窓で表現
小粋でしょ
 
 
中国・明の時代、万暦年間(1573~1620)頃に景徳鎮で作られた染付磁器の文様。
中央に円窓、周囲を区切って描き込む構成が蓮の花に見えることから、日本では芙蓉(=ハス)手と呼ばれました。
 
西欧で人気を博した輸出向けの製品でしたが、明から清への王朝交代に伴う動乱で中国磁器の輸出が縮小すると、日本の伊万里焼が着目され、輸出が開始。
芙蓉手もたくさん作られたそうです。
こちらは江戸後期頃に作られた、芙蓉手の写しですね。
 
 
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こっとううんちく【印判手】

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スタッフによる骨董うんちく話、第六弾( ..)φメモメモ
 
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こっとう☆うんちく…その6
 
こっとううんちく
 
【印判手】
 
あらモダン
文明開化の
音する印判(字余り)
 
 
明治時代以降、いわゆるプリント技術を用いて絵付けがなされ、同じ文様の磁器が大量に作られました。
こうして作られた磁器を、印判手(いんばんで)と呼びます。
 
代表的な技法は、型紙摺り(文様を切り抜いた型紙を磁器に当て、刷毛で絵具を刷り込む)と、銅版転写(銅板に彫刻した文様を紙に印刷し、紙から磁器へ転写する)です。
ただし、転写自体が手作業だったため、文様の途切れやずれ、色のムラが見られ、それが味ともなっています。
 
 
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こっとううんちく【角福銘】

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これを知ったら骨董探しがより楽しくなる!
スタッフによる骨董うんちく話、第七弾( ..)φメモメモ
 
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こっとう☆うんちく…その7
 
こっとううんちく
 
【角福銘】
 
ラッキーチャ~ンス♪
皿を返せば
小さな福の字(大きく字余り)
 
 
この文様は「角福銘」と総称されます。
中国磁器の影響で、1630年頃から有田の焼き物に描かれるようになりました。
特に誰の作品・どこの窯場といったことを表すものではなく、吉祥を意味するものとして、肥前(佐賀県)の窯場で自由に用いられました。
 
時代によって少しずつ形が異なります。
初期の頃は、枠取りが二重線で、篆書(てんしょ)体(よく印鑑に使われる字体)で描かれていました。
1650年代になると、一重線の枠取りも見られるようになり、1670~80年代には草書体で「福」の田の部分が渦を巻く、いわゆる「渦福銘」が出てきます。
時代が進んで江戸後期に入る1800年頃には「福」の田の部分が×と描かれるものも。
 
「福」の字を見つけたら、作られた時代を推定してみるのも面白いですね!
 
 
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こっとううんちく【盃洗】

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スタッフによる骨董うんちく話、第八弾(*´▽`*)
 
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こっとう☆うんちく…その8
 
こっとううんちく
 
【盃洗】
 
酒宴好き
片鱗残す
ハレの器
 
 
「飲み会につきあったら、残業代出るんですか?」
飲みニケーションという言葉すら時代錯誤に思える昨今ですが、日本人は昔からお酒の席で心を通わすことをよくしてきました。
 
その文化の名残を色濃く残すのが、江戸末期~明治頃作られたこちらのトロフィーのような形状の食器。
盃洗(はいせん)と呼びます。
 
その名の通り、一つの盃で酒を酌み交わす際に、これに水を入れ盃をすすいで、目下から目上、あるいは、宴の主人から客へ渡したそうです。
元を正せば、日本の食文化の根幹をなすお米から造られる酒は尊いものとして神棚に供えられ、それを大切に扱う気持ちの表れから酒を介した儀礼・文化が育まれてきました。
 
時節柄、大勢で飲食することは憚られますが、安全な世の中になりましたらぜひ羽目を外さず楽しい宴を!
 
 
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こっとううんちく【古伊万里の時代の見分け方】

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スタッフによる骨董うんちく話、第九弾(*^-^*)
 
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こっとう☆うんちく…その9
 
こっとううんちく
 
ネイビーの
濃さも好きずき
お好みで
 
 
古伊万里の時代の見分け方のひとつに「紺色」の濃さを見る、というのがあります。
 
白磁に紺色の陶磁器を染付(そめつけ)と呼び、元々、中国景徳鎮窯の青花磁器を手本として作られたものでした。
白色の素地の上に、酸化コバルトを含む天然の顔料(呉須)で文様を描き、透明の釉薬をかけて高温焼成すると、顔料が藍青色に発色するのです。
 
明治以降、元々ドイツ・ベルリンで開発された、安価な人造のコバルト(プルシアンブルー、通称ベルリン藍がなまってベロ藍と呼ばれた)の使用が広がり、呉須よりも鮮明な発色が特徴となりました。
 
写真では、右が江戸後期、左が明治頃のものと思われます。
 
 
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