ENjoy Antique

縁の社員が日常で琴線にふれたモノやコトにスポットライトを当てます

李禹煥展 @ 兵庫県立美術館

記事を読む

李禹煥展 @ 兵庫県立美術館

こんにちは!スタッフNUMEです。

 

さて今回は兵庫県立美術館で開催中の「李禹煥展」を観に行ってきました(会期終了)。

 
李禹煥展01

普段は古い美術品に囲まれた日々を送っていますが、また違ったジャンルの芸術に触れていきたいと思います。

 

李禹煥(リ・ウーファン)
韓国慶尚南道生まれ。日本の高度経済成長期のなか「もの派」と呼ばれる現代美術のムーブメントを牽引した作家です。

 
李禹煥展02
 

「もの」と「もの」、「ヒト」と「もの」、「自然素材」と「工業素材」など素材そのものに極力手を加えず関係性を表現した作品が多く、今回の展覧会では初期の作品~近年の絵画シリーズまで観れる回顧展となっています。

 
李禹煥展03
李禹煥展04

※平日限定で館内は撮影OKでした!

 
李禹煥展05
 

特に絵画シリーズは特大のキャンバスで表現されており撮れ高もgood!

 

「空間」と「余白」、ありのままを考えすぎず肌で感じる。普段目にするどの作品とも全く異なった性質でしたが、澄んだ青空に溶け込むようなとても良い時間を過ごせました。

 

アクセスも便利な立地ですので神戸にお越しの際はぜひ立ち寄られてみては?ではまた次回!

旅と想像/創造展 @ 東京都庭園美術館

記事を読む

旅と想像/創造展 @ 東京都庭園美術館

バイヤーKです。

 

縁の元スタッフ2人(1人は8年ぶりに再会!)と、東京都庭園美術館(白金台、旧朝香宮邸)で開催された旅と想像/創造展に行ってきました(会期終了)。

 

庭園美術館は今回初めてで、アール・デコ様式の建物、空間自体が美しい素敵な美術館でした。

 

旅がテーマということで、入ってすぐには朝香宮夫妻の100年前の世界旅行の軌跡が展示されており、現代とは違った昔の優雅な旅の様子を感じることができました。

 

その後に鉄道関連のコレクターの収集品、現代アーティストによる旅をテーマにした作品展示(〈現代アーティスト〉相川勝/栗田宏一/さわひらき/福田尚代/宮永愛子/evala(五十音順))がありますが、どれも朝香宮邸の雰囲気に溶け込んだ素晴らしい空間になっています。

 

今回特に印象に残ったのが、栗田宏一さんの土の展示です。

 
栗田宏一01
栗田宏一02

栗田さんは足元の土の美しさと多様性を伝える作品を発表し続けている作家さんで、今回の展示ではコロナ禍約300日で日々採取したひとつまみづつの土をテープで貼り付けた絵葉書シリーズの展示もしています。病的なくらいのこだわり、ひたむきさを持って収集され並べられた土は本当に多種多様で美しいと感じます。

 

土という足元に当たり前にある物の認識を昇華させられました。またひとつ人生を豊かにしてくれるアートなんだと実感すると共に、私の仕事も誰かを豊かにする手助けができるかもしれないのだということを再認識した日でした。

京都・京セラ美術館訪問記

記事を読む

京都・京セラ美術館訪問記

こんにちは。nyanです。

 

コロナ禍が始まった頃、落ち着いたら行きたい場所を紹介していた私のブログを覚えていらっしゃいますでしょうか?
そちらでご紹介していました 京セラ美術館 にようやく行くことができました~!

 

平安神宮の隣にあるスタイリッシュな建物が京セラ美術館です。
京都に来た!と感じる風景です。

 
京セラ美術館

常設の展示は四条派の作家の作品が多く思いました。
他にも京都の数々の名所が当時の風景で描かれている絵画も多く、
昔はこんな様子だったんだなというのがわかりおもしろかったです。
中でも鴨川は昔は周りになのもない田舎の風景が描かれていたので驚きでした。

 

私が京セラ美術館で一番楽しみにしていたのはリノベーションされた美術館内部です。

 
光の広間 天の中庭

光の広間 天の中庭
この広間はこの日特別展の入口の列とミュージアムショップになっていました。

 
中央ホール

中央ホール

 
東広間

東広間

 

どのエリアも元々あった古い建物に覆いかぶさるように新しく建てられていて
新旧の融合がとてもかっこいいものになっていました。
電子掲示板の柱に、ヨーロッパな天井と照明…おしゃれです!

 

ちなみにお昼はミュージアムカフェでランチ。

 
ランチ

京おばんざいが優しいお味でおいしかったです。
行かれた際には是非。

 

平安神宮も目の前にあり、岡崎エリアは素敵なお店も多いと聞いています。
これからの連休訪れてみてはいかがでしょうか。

,

御堂會ってどんな古物市場?掛軸専門のオークションに参加してみよう!

記事を読む

書画市「御堂會」紹介動画

株式会社縁が運営する書画市、「御堂會」は一体どんな市場だろうかと尻込みしているあなたへ、当会の紹介動画ができました!

3分ほどの短い動画ですので、一度バーチャル参加してみませんか。

★動画ダイジェスト★

◎こんな会場です

◎女性スタッフ活躍中

◎本番の競りの様子を特別公開!

◎ご案内事項

 
“行商する”を選択した古物商許可証さえあれば、初めての方でも ご紹介不要で入会OK!
どこよりも入りやすく、親しみのある市場です。
 
動画が参考になったらぜひGoodボタンで応援してください♪
 
 
 
——- 次回開催情報 ——-
 
★書画市 御堂會(みどうかい)
第八回目の開催:2023年5月30日(火) 8:00~開場・抽選 9:30~開会(成り行き・本番)
※奇数月30日開催予定。
※9:15にて抽選締め切りの為、お早めにご来場ください。
会場:株式会社 縁 9階(大阪府大阪市中央区南船場4-8-6 渕上ビル9F)
株式会社縁MAP
 
掛軸だけを専門とする業者市場で、「行商する」を選択している古物商許可証をお持ちの方なら誰でもご参加いただけます。
手数料や参加方法などは、下記までお気軽にお問い合せください。
 
【お問い合わせ先】
株式会社縁 内「書画市 御堂會」係
※営業時間 9:00~17:00(土日祝休)
・電話 06-6251-1355
・FAX 06-4708-5039
・メール midokai@art-en.jp
御堂會メール
 
☆最新情報はSNSから発信中!ぜひフォローよろしくお願いいたします。
 
★ LINE  お問い合わせに対応しています。まずは友達登録をお願いします!
 
★ Twitter  ★ instagram  ★ facebook 
 
 
●「書画市 御堂會」のSNSの一覧もぜひご活用ください。
御堂會SNS一覧
 
 
☆WeChatをご利用のお客様は下の二次元コードをスキャンして、友達登録をお願いします。
WeChat ID : @midokai30
书画市御堂会的微信账号开通啦。为您介绍通知和备受瞩目的商品。请务必注册。可以应对日常的咨询。可以说中文。
※请不要微信通话。
御堂會WeChat
 
 
※お問い合わせの内容等により、回答までお時間をいただくことがございます。ご了承ください。    
 

啓蟄から見る二十四節季

記事を読む

啓蟄から見る二十四節季

皆さんこんにちは。C・Kです!

 

最近は少し肌寒い日もあるものの、春らしい暖かな日が増えてきましたね!
聞くところによると今年の春は短く、すぐに夏になってしまうのだとか・・・・
今のうちに春を堪能しておきましょう!

 

ニュースや天気予報を見ていると最近「啓蟄(けいちつ)」という言葉を耳にしました。
 
「啓蟄」は二十四節季(にじゅうよんせっき)の一つで、冬に眠っていた虫たちが地上に出てくる時期だとか・・・だいたい3月5日~3月19日頃ですね。ご存じの方も多いと思います。

 

では、二十四節季とは何を目安に日付が決まっているのでしょう?

 
テントウムシ

(引用元:PAKUTASO

 

答えは「太陽」です!

 

二十四節気は太陽の動きをもとにしています。太陽が移動する天球上の道を黄道といいますが、この黄道を24等分したものが二十四節気です。今回の「啓蟄」は太陽黄径345度になる日を言います!

太陽黄径・・・・・黄道を等角に分割した座標。 特に春分点を座標ゼロとして360度に当分したものを言う。

 

また、この二十四節季の一つ一つを3分割した七十二候というものもあります。
それぞれ、初侯・次侯・末侯という三つの侯があり、啓蟄も初侯・次侯・末侯に分けることができます。ここですべての七十二候を上げるとかなり長くなってしまうので、啓蟄の3つだけ紹介します。

 
 

初侯:蟄虫啓戸(すごもりむしのとをひらく)(3月5日~3月9日頃)

 

木の皮の間や土の中、落ち葉の隙間で巣ごもりしていた虫たちが外に出てくる時期。
虫と言っていますが、ここでいう虫は冬眠から目覚めるすべての生き物を指します。

 
蛙

(引用元:PAKUTASO

 

次侯:桃始笑(ももはじめてわらう)(3月10日~3月14日頃)

 

桃がその年始めて咲く時期。
昔は“咲く”という言葉を“笑う”と表現したそうです。ゆっくりと開いていく桃の花は、ほほ笑んでいるようにも見えますね。

 
桃の花

(引用元:PAKUTASO

 

末侯:菜虫化蝶(なむしちょうとかす)(3月15日~3月19日頃)

 

冬を越したチョウの蛹が羽化し、羽ばたく時期。
文字通り、菜虫(大根などの葉につく青虫のこと)であったさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わり、羽ばたく頃です。

 
蝶

(引用元:PAKUTASO

 
 
二十四節季の中で、啓蟄の次は春分(3月21日~4月4日頃)で、春分の次候、3月末頃が桜始開(さくらはじめてさく)。
 
今年は桜の開花期間も短いのだとか・・・。皆様お花見はできましたか?
代わりに掛軸で堪能するのも一興かもしれません!弊社ホームページで取扱いがありますのは、例えばこちら
 
最後までご覧いただきありがとうございました。