こっとううんちく【ピアノの黒は、漆の黒だった!?】

これを知ったら骨董探しがより楽しくなる!
スタッフによる骨董うんちく話、第十二弾☆
 
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こっとう☆うんちく…その12
 
こっとううんちく
 
カーモンベイビー、ルルルル・・・
ピアノは漆に
インスパイア~ド♪
 
(そもそも俳句じゃない笑)
 
 
日本初の磁器、古伊万里が世界中で受け入れられていたことはお伝えした通りですが、英語で磁器のことを「china」と言うように、世界に先駆けて磁器生産に成功し、輸出されていたのは中国のものです。
それに対し、「japan」は漆器を表します。
 
鎖国の時代にオランダ人に発見されたのが古伊万里なら、その少し前、大航海時代のスペイン人、ポルトガル人に驚きを持って受け入れられたのが漆器でした。
特に絢爛豪華な蒔絵の工芸品・調度品は、富と権力の象徴として、ヨーロッパの王侯貴族が競って買い求め、フランス王妃マリー・アントワネットも宮殿を漆器で飾ったそうです。
 
ところが17世紀末から流通量が激減し、日本の漆器が一層高価で入手困難になると、西洋で模倣品を作ることが流行します。
漆の樹液の代わりに、亜麻仁油、コパーオイル、虫から採れるシェラックなどの樹脂やオイルに、黒い粉末を混ぜて漆に似た光沢を出す、この模倣技術のことをジャパニングと呼び、ひとつの文化として発展、洗練されていきます。
 
優雅なイメージに合うということだったのか、元々木目塗装が主流だったピアノが光沢のある黒で塗られるようになったのも、実はこのジャパニングの技術から来ているのです。
 
 
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