これを知ったら骨董探しがより楽しくなる!
スタッフによる骨董うんちく話★
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こっとう☆うんちく…その24
【呼び名がマジックのように七変化する文様】
マジシャンか
いや仙人の隠された
不思議な文様
この器に描かれているなんとも不思議な文様ですが、珍しく色々な呼び方があります。
もくもくとした雲のような文様。これは、元々中国で描かれた きのこの一種である霊芝(れいし、万年茸)を図案化したものです。
ですので、そのまま【霊芝文】と呼んでもいいのですが、霊芝は仙人が採り食すと長寿が得られるもので吉祥文とされ、文人画でよく描かれる【仙人祝寿文】(仙人が長寿を祝う意味)とも呼ばれます。
さらに日本では、春の七草のひとつ、ナズナに似ているとされ【なずな文】とも呼ばれています。
全体的に小窓に分けて描くのは芙蓉手の影響で、それがねじれていることから【捻れなずな文】と呼ぶ人もいます。
染付でよくあるデザインなのですが、こちらは赤色が入っており、U・S・Aを感じさせる(?)、なんともオシャレな印象ですよね。
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