こっとううんちく【呼び名がマジックのように七変化する文様】

これを知ったら骨董探しがより楽しくなる!
スタッフによる骨董うんちく話★
 
* * * * * *
 
こっとう☆うんちく…その24
 
こっとううんちく
 
【呼び名がマジックのように七変化する文様】
 
マジシャンか
いや仙人の隠された
不思議な文様

 
 
この器に描かれているなんとも不思議な文様ですが、珍しく色々な呼び方があります。
 
もくもくとした雲のような文様。これは、元々中国で描かれた きのこの一種である霊芝(れいし、万年茸)を図案化したものです。
ですので、そのまま【霊芝文】と呼んでもいいのですが、霊芝は仙人が採り食すと長寿が得られるもので吉祥文とされ、文人画でよく描かれる【仙人祝寿文】(仙人が長寿を祝う意味)とも呼ばれます。
さらに日本では、春の七草のひとつ、ナズナに似ているとされ【なずな文】とも呼ばれています。
全体的に小窓に分けて描くのは芙蓉手の影響で、それがねじれていることから【捻れなずな文】と呼ぶ人もいます。
 
染付でよくあるデザインなのですが、こちらは赤色が入っており、U・S・Aを感じさせる(?)、なんともオシャレな印象ですよね。
 
 
* * * * * *
 
商品に関するお問い合わせは、電話・メール・公式SNSのダイレクトメッセージにて受け付けております。お気軽にご連絡くださいませ。
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』 公式SNSはこちら★
インスタグラム  フェイスブック  ツイッター
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』の商品の一部はこちらからご購入できます★
 
商品販売ページ「心斎橋 暮らしのこっとう」