啓蟄から見る二十四節季
皆さんこんにちは。C・Kです!
最近は少し肌寒い日もあるものの、春らしい暖かな日が増えてきましたね!
聞くところによると今年の春は短く、すぐに夏になってしまうのだとか・・・・
今のうちに春を堪能しておきましょう!
ニュースや天気予報を見ていると最近「啓蟄(けいちつ)」という言葉を耳にしました。
「啓蟄」は二十四節季(にじゅうよんせっき)の一つで、冬に眠っていた虫たちが地上に出てくる時期だとか・・・だいたい3月5日~3月19日頃ですね。ご存じの方も多いと思います。
では、二十四節季とは何を目安に日付が決まっているのでしょう?
(引用元:PAKUTASO)
答えは「太陽」です!
二十四節気は太陽の動きをもとにしています。太陽が移動する天球上の道を黄道といいますが、この黄道を24等分したものが二十四節気です。今回の「啓蟄」は太陽黄径345度になる日を言います!
太陽黄径・・・・・黄道を等角に分割した座標。 特に春分点を座標ゼロとして360度に当分したものを言う。
また、この二十四節季の一つ一つを3分割した七十二候というものもあります。
それぞれ、初侯・次侯・末侯という三つの侯があり、啓蟄も初侯・次侯・末侯に分けることができます。ここですべての七十二候を上げるとかなり長くなってしまうので、啓蟄の3つだけ紹介します。
★初侯:蟄虫啓戸(すごもりむしのとをひらく)(3月5日~3月9日頃)
木の皮の間や土の中、落ち葉の隙間で巣ごもりしていた虫たちが外に出てくる時期。
虫と言っていますが、ここでいう虫は冬眠から目覚めるすべての生き物を指します。
(引用元:PAKUTASO)
★次侯:桃始笑(ももはじめてわらう)(3月10日~3月14日頃)
桃がその年始めて咲く時期。
昔は“咲く”という言葉を“笑う”と表現したそうです。ゆっくりと開いていく桃の花は、ほほ笑んでいるようにも見えますね。
(引用元:PAKUTASO)
★末侯:菜虫化蝶(なむしちょうとかす)(3月15日~3月19日頃)
冬を越したチョウの蛹が羽化し、羽ばたく時期。
文字通り、菜虫(大根などの葉につく青虫のこと)であったさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わり、羽ばたく頃です。
(引用元:PAKUTASO)
二十四節季の中で、啓蟄の次は春分(3月21日~4月4日頃)で、春分の次候、3月末頃が桜始開(さくらはじめてさく)。
今年は桜の開花期間も短いのだとか・・・。皆様お花見はできましたか?
代わりに掛軸で堪能するのも一興かもしれません!弊社ホームページで取扱いがありますのは、例えばこちら
最後までご覧いただきありがとうございました。