掛軸紹介 <加藤君鳳> 群猿図

記事を読む

【掛軸紹介】
群猿図
<加藤君鳳>
《表具》 長さ 207㎝ 横幅 66.5㎝
《本紙》 長さ 130㎝ 横幅 51㎝
 
◆共箱(二重箱) 外寸 長さ 77㎝ 横幅 10㎝ 奥行 9㎝
 
加藤君鳳 群猿図
 
北海道で多くの動物を飼いその生態を観察して写生に努めた師、望月金鳳は、
門弟たちに「拙くても自分で研究した絵を描け」と言っていたようです。
 
 
猿の画で広く知られる森派の流れをくむ<加藤君鳳>の群猿図。
 
猿たちの語らいが聞こえてくるような、楽し気な様子に惹きこまれます。
しばし群猿たちを眺めていると、きっとお気に入りの一匹がみつかるに違いありません。
 
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【加藤君鳳】1892-?
大正~昭和初期の日本画家。
明治25年、東京生まれ。円山四条派。
望月金鳳の門に学び動物・花鳥画を得意とする。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
 
こちらは「心斎橋 暮らしのこっとう」 掛軸展示販売コーナーにて、販売中です。ぜひ、本物をお近くでご覧ください。
 
「心斎橋 暮らしのこっとう」
美想空 EN art gallery & space
大阪市中央区南船場4-8-6 渕上ビル9F (株式会社縁)
 
ギャラリーは現在、ご予約制となっております。お気軽に下記までご連絡ください。
【予約制オープン】月~金曜 13:00-17:00
TEL:0120-261-540 Mail:info@art-en.jp
SNS:@kurashinokotto へダイレクトメール
 
 
加藤君鳳 群猿図
加藤君鳳 群猿図
加藤君鳳 群猿図
加藤君鳳 群猿図
加藤君鳳 群猿図
加藤君鳳 群猿図
加藤君鳳 群猿図
加藤君鳳 群猿図
加藤君鳳 群猿図
加藤君鳳 群猿図
加藤君鳳 群猿図
加藤君鳳 群猿図
加藤君鳳 群猿図

掛軸紹介 <木村松亭> 阿波踊り図

記事を読む

【掛軸紹介】
阿波踊り図
<木村松亭>
《表具》 長さ 192㎝ 横幅 48㎝
《本紙》 長さ 113㎝ 横幅 36㎝
 
木村松亭 阿波踊り図
 
絵の右上には、昭和20年に徳島大空襲で焼失するまで徳島市のランドマークとして親しまれた、
大滝山三重塔(徳島市の眉山にあった仏塔)が描きこまれています。
 
その忘れえぬ景色とともに、阿波踊りの様を楽し気に色鮮やかに描いたこの作品は、
まさに木村松亭の名品だと言えるでしょう。
 
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【木村松亭】1885-1948
明治18年生まれ、昭和23年64歳没。
阿波の絵師。犬伏真渕の弟。
守住貫魚門人の中で最も傑出した画人とされた森魚渕のもとで
兄と一緒に住吉派の画を学び、歴史画・花鳥画を得意とした。
徳島市富田浦幟町の人。
一時期、香川県大川郡引田町に住んで居る頃は前田垂穂とも称す。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
 
徳島の地に多くの作品を残し、門人を育てた阿波の住吉派は、
明治20年代にできた徳島絵画協会では中心的な役割を担い、大いに発展しました。
 
門弟たちは阿波国雅癖会という美術団体を組織し、門下の描く風俗画がきっかけで
「阿波踊り」という言葉が生まれたようです。
 
 
 
こちらは「心斎橋 暮らしのこっとう」 掛軸展示販売コーナーにて、販売中です。
ぜひ、本物をお近くでご覧ください。
 
 
木村松亭 阿波踊り図
木村松亭 阿波踊り図
木村松亭 阿波踊り図
木村松亭 阿波踊り図
木村松亭 阿波踊り図
木村松亭 阿波踊り図
木村松亭 阿波踊り図
木村松亭 阿波踊り図
木村松亭 阿波踊り図
木村松亭 阿波踊り図
木村松亭 阿波踊り図

掛軸紹介 <佐藤玄々> 不動明王図

記事を読む

【掛軸紹介】
扇面 仏画 不動明王図
<佐藤玄々>
《表具》 長さ 122㎝ 横幅 66㎝
《本紙》 長さ 29.5㎝ 横幅 54㎝
 
佐藤玄々 不動明王図
 
彫刻家として名をはせた<佐藤玄々>の描く「不動明王」。
描かれた部分は顔の表情だけなのに、すさまじい生命力が伝わってくる
躍動感に満ちた作品に仕上がっています。
この人の創る彫刻はどんなだろう、ぜひ見てみたいと思わせるほどの迫力です。

 
不動明王といえば、炎で煩悩を焼き払い、剣で魔を退散させると言われる「お不動さん」の名で親しまれていますが、
この掛軸は見るたびに、背中がシャキーンとなりそうですね。

 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【佐藤玄々】1888-1963
福島県相馬市出身の彫刻家。75歳没。
名は清蔵、別号に朝山・阿吽洞。父・伯父は宮彫師。
抜群の写生力と生命力のある作風で、
造形(彫刻)においては日本伝統と、渡仏し「ブールデル」に
学んだ西洋彫刻を融合した独自のスタイルを築く。
帰国後、院展・帝展で活躍。芸術院会員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 
佐藤玄々は巨匠・横山大観に天才と言わしめた近代木彫の大家です。
スケールの大きいものから可愛らしい野菜や小動物まで、大小様々な作品を手掛けました。

 
日本橋三越本店の巨大な「天女(まごころ)」像や、皇居のお堀にある和気清麻呂像が有名ですが、
戦災ではアトリエが全焼し、多くの作品が焼失しています。

 

こちらは「心斎橋 暮らしのこっとう」 掛軸展示販売コーナーにて、販売中です。
ぜひ、本物をお近くでご覧ください。
 

佐藤玄々 不動明王図
佐藤玄々 不動明王図
佐藤玄々 不動明王図
佐藤玄々 不動明王図
佐藤玄々 不動明王図
荒木月畝 雨後白藤図
佐藤玄々 不動明王図

掛軸紹介 <荒木月畝> 雨後白藤図

記事を読む

荒木月畝_雨後白藤図

【掛軸紹介】
雨後白藤図
<荒木月畝>
《表具》 長さ 214㎝ 横幅 56㎝
《本紙》 長さ 128㎝ 横幅 41㎝
 
荒木月畝 雨後白藤図

雨上がりの白藤を見上げていたら、なんと飛蝗(バッタ)が…。
すぐに愛子を呼んで一緒に見たのでしょうか。
それとも、捕まえて帰ったのでしょうか。

月畝という名前のイメージから、男性だと思われがちな<荒木月畝>。
男勝りな月畝の、優しい母の目線を感じる作品です。

 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【荒木月畝】1872-1934
栃木県足利生まれ。名は米子。女流花鳥画家。
初め古川竹雲に学び、のち荒木寛畝・十畝に師事。
明治34年日本美術協会で1等賞をうけた「水辺草花」は宮中におさめられた。
読画会翠紅会会員。白光社を起こし展覧会を催す。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 
荒木月畝は、夫と早く別れ、一人の息子を腕一本で立派に育て上げた女丈夫です。
いつも元気よく、大きな作品を仕上げることがなによりの楽しみで、
馬に乗って、野に山によく写生に出ました。

女らしくない画題の作品を描き、人々を驚かせていた彼女も、
晩年は落ち着いて物優しく、教鞭をとった経験から「絵を教えるのがうまい」と評判で、
上流家庭の婦人たちなど、多くの門下生をかかえたとのことです。

 

こちらは「心斎橋 暮らしのこっとう」 掛軸展示販売コーナーにて、販売中です。
ぜひ、本物をお近くでご覧ください。
 

荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図

掛軸紹介 <竹内栖鳳> 秋陽図

記事を読む

【掛軸紹介】
秋陽図
<竹内栖鳳>
《表具》 長さ 132㎝ 横幅 59.5㎝
《本紙》 長さ 36㎝ 横幅 46㎝

竹内栖鳳 秋陽図

葉の落ちた木の枝に、雀が二羽。
小さく描かれている雀がとても可愛らしいですね。
秋の季節を感じる掛軸です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【竹内栖鳳】1864-1942
号:棲鳳、棲風。幸野楳嶺師事。嶺四天王。近代日本画の先駆者。
京都画壇を代表する大家。帝室技芸員。第1回文化勲章受章者。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

こちらは8月3日(土)の「心斎橋 暮らしのこっとう」 掛軸展示販売コーナーにて、販売予定です。
ぜひ、本物をお近くでご覧ください。

竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図