こっとううんちく【かわいいだけじゃない蝶々】

これを知ったら骨董探しがより楽しくなる!
スタッフによる骨董うんちく話★
 
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こっとう☆うんちく…その22
 
こっとううんちく
 
【かわいいだけじゃない蝶々】
 
アナスイも
びっくり仰天!?
古い意匠

 
 
古伊万里の器には、色とりどりで可愛いだけでなく吉祥の意味が込められた文様 が多く描かれますが、こちらの七寸皿で目を引く「蝶」もその一つです。色とりどりで、今の感覚でも十分オシャレに感じてしまいますね。
 
掛軸にも描かれる「猫と蝶」は、耄耋図(もうてつず)と呼ばれ、長寿を願うおめでたい画題 とされますが、これは中国語で「猫māo」が70歳を表す「耄mào」と、「蝶dié」が80歳を表す「耋dié」と発音が似ているから。
前漢(紀元前206~8年)にまとめられた儒教の経書「礼記」(らいき)にも、その記述があります。蝶が長寿を表す とは意外ですよね。
 
とても古くから縁起がいいとされた蝶文様が日本に伝えられたのは奈良時代で、その優美さから、平安時代には公家の装束や調度品に描かれる有職文様とされました。
また蝶の中でも揚羽蝶が、平家の家紋となります。
戦国時代になると武士が兜や鎧に好んでつけるようになりますが、これは さなぎから羽化する姿が、死からの再生を連想させる からだそうです。
 
同じ生き物の文様でも、言葉や時代によってどんな「縁起よさ」を見出すかが異なるのが、興味深いですね。
 
 
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