鬼滅の刃・小噺 その① – 鬼滅の神仏

こんにちわ。バイヤーA です。
 
今までは出張が多く、ほとんど家に居ない事が多かった私ですが、最近は家族と一緒にステイホーム活動しています。
 
そんな時に小学生の息子と娘が「このアニメを一緒に観たい!」と勧めてきたので普段アニメはあまり見ないのですが、一緒に観てみる事にしました。「鬼滅の刃」という少年漫画です。主人公達が鬼を討ち払うストーリーで、今とても人気があるみたいですね。
鬼滅01

(出典:「鬼滅の刃」公式ポータルサイト)

 
今も昔も私達日本人にとって「鬼」は身近な存在で、人々は病魔退散・邪気払い・厄難除災の為に神仏に願い、そして掛軸に描き、それらを退けてきました。
 
江戸時代以前からも多くの神仏が描かれており、先日別のスタッフがこちらのブログで紹介した「鐘馗」もその代表格です。もう一人、忘れてはならないのがお不動さんの名前で親しまれている「不動明王」です。
不動明王01
不動明王は、五大明王の中心となる存在で、大日如来の化身であり「厄難除災の仏様」と言われています。
 
災難を砕いて魔を取り除き、苦悩に立ち向かう勇気や迷いを断ち切る力を与えてくれます。
邪気を降伏させる為、鬼の様な憤怒の形相で常に火焔の中にあり、その燃え盛る炎であらゆる障害と一切の悪を焼き尽くします。また、厄難除災だけで無く、出世や勝負事・商売繁盛の成就のご利益もあります。
 
どんな人でもご利益のある仏様ですが、とくに辛いとき、逆境を乗り越えたい時にお願いと勇気が頂けるのではないでしょうか。
不動明王02
今、多くの神社仏閣で「コロナウイルスの終息を願い…」祈祷や沈静法要が行われています。
 
どうかこのような皆様の願いが届けられ、一日も早い終息が迎えられるよう、私も願っております。