冬めいてきました…お正月向け掛物紹介

こんにちは!担当のNです。
 
2020年もあと1ヶ月少々となり、今年もあっという間だったなーと感じる今日この頃。
年々早く感じるようになるで〜とよく言われたもんですが、最近になってしみじみと感じてきております。
 
今回は、新しい年に掛けたい お正月シーズンに向いた掛物 をいくつかご紹介していきます。
 
まずは忘れちゃいけない、2021年の干支「丑年」の からです。
牛図

(弊社取扱品)

一生懸命によく働く姿は誠実さを表し、縁起のよい動物とされています。
また丑年は「我慢」や「発展の前触れ」とも言われていますね。
 
今年もよく我慢したけど…と感じる激動の1年でしたが、更なる飛躍ができるようにと願いを込めましょう。
 
 
続きまして 鏡餅 の図。
鏡餅図

(弊社取扱品:都路華香作 鏡餅図 こちら にて)

 
鏡餅の図は、新年の豊作を祈願し、新しい門出を祝う意味で飾られます。
 
 
そして、2点ご覧頂きましょう。
高砂・蓬莱山図

(弊社取扱品:土佐光清作 高砂・蓬莱山図 こちら にて)

 
海辺双鶴・老松図

(弊社取扱品:上田耕甫作 海辺双鶴・老松図 こちら にて)

 
これらには、同じような意味合いが込められています。
 
高砂 は、能の演目のひとつ。老夫婦の姿で、夫婦愛と長寿祈願の意味合いが。また 蓬莱山 は仙人の住む不老不死の仙境とされます。双鶴 は夫婦で、仲睦まじい姿が夫婦円満を象徴しています。年中青々としている松。老松 は長寿と健康の象徴です。
 
このように、とてもおめでたい図柄で、お正月以外にも結婚や新築祝いなど、様々な慶祝の場で掛けられます。
 
 
最後に 天神様 の図。天神様とは、有名な菅原道真公ですね。
怒り天神図

(弊社取扱品:怒り天神図 こちら にて)

 
学問の神様として人々の信仰を集め、京都・北野天満宮には天満天神として祀られています。元旦から1月25日まで天神様の日として、子供の健康や健康、学業成就を願い掛けます。
 
ちなみに、この険しい表情をする道真の図は「怒り天神」と呼ばれますが、これは、大宰府に左遷されて亡くなった道真の怨霊により天変地異が発生したと考えた中世の人々が、彼の怒りを表現した肖像を作り崇めることで、天下の安寧を願ったことによります。後に、道真の生前の功績から、学問の神となります。
 
 
いかがでしたでしょうか?これらの他にも、旭日、七福神、赤富士、一富士二鷹三茄子 などは、お正月に相応しい縁起の良い画題です。掛物1つでお部屋のイメージが大きく変わりますので、新春に向けておめでたい画題の掛物を探してみてはいかがでしょうか。
 
弊社ホームページ (こちら) や、ヤフオクID (こちら) にて、様々な図柄の掛物を数多く取り扱っております。ぜひご覧くださいませ。