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FUJI ROCK FESTIVAL ’18 と SA toilet

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こんにちわ!連日続く猛暑でへたり気味の冷子です。
 


先日、フジロックに行ってきました!
豪快に有休を使わせてもらって、同僚の皆さまには感謝しかないです!
 
大阪から車で約10時間。。。長い。。。
2時間に一度ぐらいサービスエリアで休憩しました。
 
普段、あまり遠出などしないので、サービスエリアに降りるだけでワクワク!
何よりトイレの綺麗さにビツクリしました!
 
冬場は温水が出る、、なんてのは当たり前。
今どきのトイレは、空いている場所がひと目でわかるITトイレ。
 
満空状況モニターが設置されてるトイレが非常に多くて、どこが空いているのかが一目でわかるようです。
他にも変わったトイレがないか、調べてみたのでご紹介します。
 
NEXCO中日本 
おもてなしトイレプロジェクト推進中!
https://www.c-nexco.co.jp/special/toilet/
 
二分以上待たせないトイレや、お姫様気分が味わえるプレミアムトイレ、清掃依頼ボタンがついてるトイレなどなど、
行ってみたくなるトイレが沢山!!!!
サービスエリアに行くのが楽しくなるような様々なトイレがある事に感動しました。
 
 
当たり前と感じる日々の暮らしに、色んな人の努力があって今暮らせているのですね。
ありがたいです。
 
フジロックの話じゃなくてトイレの話になってしまいましたが
結果、人への感謝を改めて感じられる旅になりました。
 
 
私達の会社では、骨董品を販売しております。
当たり前の日々に、ほんの少し、喜んでもらえるような品々をお届け出来るように
頑張ります!どうぞよろしくお願いします!

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大阪府北部地震

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こんにちは。バイヤーのYです。
 
皆様、地震は大丈夫でしたでしょうか?
 
私の自宅も大阪市北区なので震度6弱ということでしたが、何かが倒れるなどの被害も全くありませんでした。
 
 
娘が散らかしたおもちゃは散乱しておりますが…

 
今回の地震は有馬-高槻断層帯で発生されたと言われていますが、この断層帯では、422年前に慶長伏見地震(1596年)が発生しているそうです。
 
ちょうど豊臣秀吉の時代で伏見城が倒壊し、その関連の話は歌舞伎「増補桃山譚」や落語などで語られています。
 
浮世絵にもなっているのでご紹介します。
 

c 江戸東京博物館

 
上の画像は歌川国貞筆の伏見町地震夜語という浮世絵版画です。倒壊した家屋を背景に畳と屏風が置いてあり主人公と思われる役者が座っています。
 

月岡芳年筆 伏見大地震之図です。
 
逃げまどう女性達、秀吉にかけよる加藤清正などが描かれています。

 
当時は耐震なども整っておらず、1000人以上の犠牲者が出たようです。
 
今回は大阪北部地震でも一部断水やガスが停止するなど起こり、生活用品が売り切れるなどあったようです。
 
我が家でもタオルや非常食などをまとめた鞄を寝室に置いていますが、いつ来ても対応できるように準備しておかないといけないと再認識しました。

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幽霊考察

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こんにちは!
 
本格的な梅雨に入ってきたこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか!このじめーっとした季節を乗越えればもう夏です!
楽しみがいっぱいの夏ですよ!
 
みなさん夏といえばなにを思い浮かばれますか?
 
「夏は海で海水浴場にバーベキュー!」
「ビアガーデンでビールをグビグビ
「夏祭りに花火大会♪」
 
なんて思われてる方が多いのではないでしょうか。
わたしは骨董という仕事柄か、この季節になると出会うことが多くなるものがあります。
 
それは………
 
そう、幽霊ですʕʘ‿ʘʔ
 
といっても幽霊の掛軸ですが、見るたびに「おー、怖っ!」と背筋がゾクッとてしまいますね。
 
足のない幽霊を初めて描いたとされるのが円山応挙というのは有名な話ではありますが、今回はそんな幽霊についてのお話をしようと思います。
 
そもそも幽霊ってなんぞや?という話ですが
【幽霊】とは亡くなった人が成仏できず、生きていたときの姿でこの世に表れた姿とされるもの
 

そうそう、このイメージ!
うらめしや~と言いながら出てくるあいつですね。
 
日本の幽霊ってどれも足がないのが印象的ですよね!
そして絵画で幽霊と一緒に描かれることが多いのが柳の木です。
 
 


幽霊と柳。この2つが描かれるのにも理由があるそうです。
柳という字は「木」と「卯」と書いて、「卯」は太陽がのぼる東の方角、つまり陽の気を表しています。対して幽霊は見るからに陰ですよね。この2つを描くことによって陰陽調和がなされています。
 

 
幽霊と柳、「陰」と「陽」の考え方の根底にある
陰陽五行思想は江戸の人々の暮らしに深く根付いていた古代中国の自然哲学で、江戸時代の人々のモノの考え方を理解する上でとても重要になってきます。
 
↑うーん、なるほど( ̄∇ ̄;)
 
陰陽五行と江戸時代の関係はとても長~いお話になってしまいそうなので、またの機会にでもお話できればと思います。
 

ちなみに江戸時代の幽霊画は魔除けの縁起物としても重宝されていました。陰気で怖いものがあると悪鬼や魔物が寄りつかないという考えがあったようですね!毒をもって毒を制すといったところでしょうか。たしかに怖~い幽霊の絵が飾ってあれば入りたくなくなるのもわかるような…(・_・;
 

いまでこそ幽霊=怖いというイメージですが、江戸時代の人々にとっては幽霊=魔除けのありがたいもの、だったのかもしれませんね。
 
今回は幽霊についてのお話でした。
そしてヤフオク!で前回好評だった納涼特集。今年もやります!(*゚▽゚*)
 

人気の幽霊画をはじめガイコツや妖怪など、弊社商品を出品しておりますヤフオクにて納涼特集を開催する予定です。
 
時期に関しましてはブログ、ツイッター、インスタにて通知致しますので、みなさんこの機会に是非ご覧になってくださいね。
 
それでは担当Nでした。次回の更新もお楽しみに♪

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育児中でも楽しめるアート散歩

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こんにちは、この4月に育休明けで戻ってまいりましたamacoです。
久しぶりに会社へ戻ると、色々と配置が違っていたり、世の中の変化と共に、仕事内容にも変化があり、戸惑うことばかり・・・脳内がすっかり老化していて、脳裏に隠れてしまった仕事内容の記憶を呼び起こすのに、悪戦苦闘しております。
世の中の4月職場復帰のママ方も私のように、バタバタしておられたのではないでしょうか?もうそろそろ、落ち着かれたかんじでしょうか?私は、まだまだドタバタです・・・
同じ立場の方々、共に頑張りましょう!
 
育休中に、僅かな時間をカフェやギャラリー訪問に費やすことが多かったので、
そのレポをこちらで少しご紹介しようと思います。
赤ちゃん連れのママでもアートを楽しめるということを共有できたら嬉しいです。
 
さて、まずは、大阪市西区のとあるカフェのレポです。
大阪の阿波座にお店を構えて15年くらいになるそうですが、内装も雰囲気もなんとも
落ち着ける居心地抜群のお店です。頻繁に通っていた赤ちゃん広場(乳児とママに開放している市営の無料施設)の近くだったので、店構えが素敵でとても気になっていました。
 
中に入ると、インテリアも凝っていて、椅子やテーブルが統一されているものとは違い、とても個性的で、しかしまとまり感があって、音楽もセンスがいいかんじでした。
 

娘とモーニングを食べ終わった後、トイレに入ると——–
ありました、ありました!!噂では聞いていた、あるモノが!!!!!
 
それは、なんと、あの奈良美智さんのイラスト!しかも手書き!!!!
 
店内にも奈良美智さんの美術展のポスターがやたら貼られていて、どんな関係があるのかしら??と妄想でワクワクしていましたが、SNSなんかで取り上げられている通り可愛いイラストでした。
 

お店の方に、「奈良さんの手書きなんですか?」とお伺いしたところ
 
「そうなんです。打ち上げでうちのお店を使っていただいた時に、描いてくださったんです!」と。
 
 
世界的に有名な奈良美智さんのこのイラストを目当てに、全国からお客様がいらっしゃるそうです。
お酒が入って、リラックスされた際に描かれたこの落書きスケッチ。
美術館に展示されているものとは、また違う、美智ワールドをこっそり覗きにいってみてはいかがでしょうか?
必ずトイレをご使用されることをお忘れなく!(トイレの壁に描かれたイラストなので)
 
大阪・阿波座 ダイニングカフェ martha<マーサ>
大阪府大阪市西区江戸堀3-8-16
 
奈良 美智(なら よしとも、1959年12月5日- )は、日本の画家・彫刻家。世界的に評価されている美術作家で、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やロサンゼルス現代美術館に作品が所蔵されるなど日本の現代美術の第二世代を代表するひとり。 特徴的なこちらを見返す人物をモチーフにしたドローイングやアクリル絵具による絵画で知られる

 
 
 
 
そして、お次は、弊社の位置する南船場よりすぐ近くのmaisonというギャラリーです。
こちらは丼池繊維会館というビルの中に構えられていて、プロダクトデザイナーである柳原照弘氏がオーナーです。自身で手掛けた建築デザインで、シンプルでありながら、空間の魔術師のような素敵なビルの中にあります。 あまり派手な宣伝広告をされておらず、問屋街にひっそりと看板を出されていて、知らない人はきっと通りすぎてしまうような場所にあります。(そこがまたいいんです!)
毎月第3土日には、2日限定でテーマに沿った展示・インスタレーションなども行われています。
 

通常の会期展示に何度か足を運んだことがあるのですが、特に印象深かったのは、
Aliki van der kruijisさんの作品です。Alikiさんはオランダ出身のアーチストで今回、
「有田焼創業400年事業」の一環として有田焼とコラボをされた作品を展示販売されていました。彼女は、Creative Residency In Arita/Sagaの招致アーティストとして2017年9月から3か月間有田に滞在し、高度な技術を持った職人や陶磁器に関する様々な分野の知識をもった研究員の支援を受け、試行錯誤を繰り返しながら制作活動を行われたそうです。ギャラリーの方にお話しを伺うと、Alikiさんのお爺さんが天気を毎日細かく記録されていて、その資料にヒントを得て、雨の雫のモチーフ(実際、雫の跡をかたどったものを作品化されています)を器やテキスタイルに転写させたMADE BY RAINの製作をおこなったそうです。
 

 
彼女のインスタグラムの作品説明に、<地表に降り落ちる雨粒が作り出す模様を釉薬に定着させ、地球の織り成す自然の様相を陶磁器に落とし込むことに成功した>と掲載されていました。自然を織り込んだアートは、完全な創造物とはまた違う、融合の美というか
華やかではないけれど、神秘的な魅力がありますね。

他にも、陶石のオブジェ作品にこんなエピソードも記されていました
<Alikiが有田で滞在中に訪れた採石場で、人間が採掘して山がまるごと消えてしまった風景に衝撃を受け、採石場で拾得した有田焼の原料である陶石に有田町内でみつけた格子柄の着物文様を転写することで、山ごと掘り尽くしてきた際限の無い人間の底知れなさを端的に表している。>
最後の石の画像がそのメッセージのものですが、説明を聞くまでは、ただの石のオブジェかと思ってみていたのが、なんだかその当時の採石場で働く人たちのシーンが頭に浮かんで
少し複雑な想いになりました。

 
有田のリブランディング、先入観や価値観の違う外国人を受け入れ、その観点を新たな形で表現する場を与える懐の深さが、なかなかです!
こういう発案が実行できるのも、さすが古きを知り新しきを知る精神の賜物ですね。
最近、古くから受け継がれてきた歴史ある老舗などが、古きを大切に新しいものを受け入れて新たなワールドを築き上げるユニークで斬新な動きが高まっています。
 
日本の巧みな技術を世界からの面白い構想や技とマッチングさせて、あらたなワールドが
広がっていくのをみるのはとても興奮します。
弊社も、骨董品を扱っていますが、新しいものとの融合を試したり、展示したり、
楽しい企画を思案して成長していけたら幸いです!
 
Album Arita Aliki van der Kruijs
2018.3.16~4.1 ◎こちらの展示期間は終了しております
Maison
541-0056 大阪市中央区久太郎町3-1-16 丼池繊維会館
 
以上、また読んでもらえたら嬉しいです!
 
 
担当:amaco

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春の遠足〜京都へ〜

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こんにちは。縁のブログ更新です~
 
先日、友人と春の京都へ行きました。
京都は、なんだか「また行きたいな」と思える場所ですよね。
電車もバスもあって京都市内はとっても移動が便利ですが
これくらいなら〜と思い、ついつい歩き回ってしまう担当tsunです。
 

今回は、住所でいうと東山区。観光名所が多いスポットです。(ex.清水寺や八阪神社など)
六波羅蜜寺→三十三間堂というコースでいきました。
上記写真は、ふらっと立ち寄った豊国神社の桜(^^♪
河原町からちょっと東に歩いて、京都駅の方へ南下して向かうイメージですね。
 
 
さて、まずは真言宗の六波羅蜜寺へ!
 
京の町を友人と話しながら歩いていると、体感時間が短い!
私、こちらの六波羅蜜寺は初めてでした。
お寺に入ると、団体の観光客の方もちらほら。
まず目に入ってくるのは、こちら!!
 

ずんっ!!!!
「十一面観音立像」です。
ちょっとアップで撮りすぎましたかね?笑
なかなかの大きさです。
こうやってまじまじと見ると仏像ってかっこいいっ!
 
天気のいい日でしたので、観音様もツルッとして見えますね。
十一面観音像は、国宝になっているものもありますし、掛軸の画題にももちろんあります。
 

六波羅蜜寺で有名なのは、空也上人像ですね。
そして、平清盛像も有名。こちらは宝物館に入ると、見ることができました。
空也上人は、この六波羅蜜寺の開基者とされています。
口から南無阿弥陀仏と念仏を唱えている様子は、皆さん歴史の教科書で一度は見たことがあるのではないでしょうか。
平清盛像は、歴史上の人物として、傲慢な人というイメージがありますが、ここの像を見ると、とても穏やかな表情です。(宝物館内の撮影はNG。百聞は一見にしかずと言いますし、ぜひ行ってみてください)
その他にも平安鎌倉時代の仏像を見ることができます。
 
美術館に行くことはあっても、仏像をメインで!ということが今まであまりなかったので新鮮でした。
ちょっと仏像のおもしろさに気づけてきたかも…!
 

テクテクと歩き、桜がきれいだったので、ふらりと「豊国神社」へ。
あの豊臣秀吉が祀られています。
 
そしてようやく、蓮華王院三十三間堂へ。
京都国立博物館にはよく行きますが、お向かいの三十三間堂には実は行ったことがなかった担当です。
館内は靴を脱いで、しまっておく靴箱まであり、きれいに整備されていてびっくり!
 
本堂へ入って、すぐにまたびっくり!
ずらーーーーーっと並ぶ千体の千手観音立像と千手観音坐像。
それはそれは見事なものです。
1001体ご本尊ですって。それぞれよく見ると、表情が全然違います。
 
(写真撮影はこちらもNGでしたので、実際に行って感じてください!ぜひ!回し者ではありませんよ。笑)
1001体の他にも、前列には、風神・雷神像や、大体がインド起源の28体の仏像(毘沙門天など)が立ち並んでいました。
 
拝観料600円を悠々と超える満足感でしたが、実は、千手観音像は1001体揃って見ることはなかなかできないそうです。常に修復や美術館へ貸し出されているのだとか。
一度は、揃っているのを見てみたいですね。
 
最後は京都駅でお茶してこの日は閉幕。
長くなりましたが、最後までご拝読いただき、感謝ですm(__)m
みなさんもふらり、京都へ行ってみてください。
結構歩いて、いい運動にもなりますよ~。最近は素敵なカフェもありますし(^^)
私は、京都に限らずですが、他にも仏像を見にいこうかと思案中です~。
あ、普段扱っている掛軸の作者のゆかりの地に行くのもいいですね~。
 
それではまた。
担当tsunでした。