「さかい利晶の杜」に行ってきました!

記事を読む

最近ちょっと朝晩涼しくなって、♪な~つのお~わ~り~~~・・・♪を感じます。もりやまオデたろうです。
 
嘘です。毎度おなじみオデ子です。
 
先日、ちょっと外出でもしてみようかとどこに行くでもなく車を走らせ、目に入ったお店に立ち寄ったりしてドライブを楽しんでおりました。
 
道を走っていると、ふと蘇る記憶。
なーんかこの辺、数年前に新しい博物館の建設中だったような。※
 
そう、何を隠そうそれが「さかい利晶の杜(りしょうのもり)」です。
 
行き当たりばったり寄りみち旅が大好きな我が家、ドライブスルーで大賑わいのスタバと、高級でおいしそうなお料理屋さんを尻目に、さっそくミュージアムの中へ。
 
施設内は広くて綺麗!しかもモンハンと堺がコラボ展示!?えええっ(驚)
※2022年9月4日まで
パンフレット
せっかくの機会ですのでいろんな展示を見れるチケットを購入し、まずはちょっとお高めのタイムトリップ堺VRを体験しました。
サイバーオデコ

(サイバーオデコ)

 
正直、最近のゲーム画面のほうが遥かに綺麗だよな~というグラフィック内容ではあったものの、首を動かすだけでポインタを操作できたり、見る角度によってちゃんと立体感が変わる感じが新鮮でおもしろかったです。堺の町なみに詳しい人ならもっと楽しめるんじゃないでしょうか。あとゴーグルつけてくれる担当のお姉さんがお茶目で楽しいです。
 
そのあと利休のお茶室を見せていただいたり、与謝野晶子の常設展示を見たり、もちろんモンハンもひとしきり見せてもらいました。目玉である製作物「狐刀カカルクモナキ」をまじまじと眺めているときジャンボヒップアタック(2COMBO!)をしてしまったお兄さん、ごめんなさい。この場を借りて改めてほんとーにごめんなさい。
肉を回す夫

(肉を回す夫)

 
モンハンの隣のお部屋には、堺の歴史と発展を見るに欠かせない鉄砲や包丁、鎧、刀剣類が展示されています。余談ですがオデ子、ここに展示されていた「小柄(こづか)」に一目ぼれ・・・。いつか似た意匠に出会ったら絶対コレクションに加えるんだ!!…と、悔し涙を流しながらその場を離れました。
 
1Fの常設展示、茶の湯館では、なんといっても 「住吉祭礼図屏風にみる堺」 これが良かった。タッチパネルになっていて、知りたい部分をタッチすると詳しい解説が読めるんです。もちろん、本物の屏風というわけではないので美術的に鑑賞することとは全く別物ですが、アニメーション加工されて活き活き動く江戸時代の風俗屏風に、タッチパネルで知識を得るというのも面白いものでした。
住吉祭礼図屏風にみる堺

公式HP より)

 
最後はお土産売り場で、恒例の一筆箋を購入。そしてどうしても我慢できずスコップ型スプーン買っちゃいました。ごはんを古墳の形にするやつとかもありました。おもしろいこと考えるなあ・・・
お土産

(おみやげ写真)

 
ふらっと立ち寄っただけのくせに足が棒になるまで楽しんでしまいましたが、古い茶器がたくさん見れるかな?と期待していたところもあったので、そこはちょっと残念。
 
それからVRですが、入り口のお茶目姉さんの言う通り、ちょっとお料金が高いと感じました。入り口に展示してある、ボタンを押すと堺のおっちゃんがめっちゃ喋るジオラマ、こっちのほうがVRより格段に面白かった(オデ子調べ)ので、どうしてもVRを体験したくてたまらないんジャー!と暴れだす方以外は一旦他の展示だけでいいのではないでしょうか。
 
ちょっとしょっぱいこと書きましたが、子供たちが夏休みに遊んで学ぶミュージアムとして、とても分かり易くて敷居も低く、素晴らしいスポットでした!お点前体験などもあるようですよ。また来年の夏はどんなコラボ展示をするんでしょうね。
 
あまり人ごみに揉まれることも無さそうですので、お近くの方は是非お出かけしてみてくださいね~!
 
そうそう、開館したのっていつだったんだろ~と調べて大ショック。
なんとわたしが見かけた建設中の「さかい利晶の杜」は、もう7年以上前のことだったようです。
 
7年前っていうと・・・17歳くらいかなっ?★ウフフッ
 
オデ子でした。

いとおかし

記事を読む

こんにちは!NUMEです。
 
8月に入り一層からっと暑い日が続きますが、皆さんどうお過ごしでしょうか。
マスク生活もまだ続きそうなうえにこの暑さ…今年はお家時間が増えそうな今日この頃です。
 
わたくし甘いものに目がなく、頻繁に探し求めては食べ歩いたりお取り寄せするのが我が家の楽しみです。今の季節ですと、ジェラートやあんみつ・かき氷など暑さをふきとばすような冷た~いスイーツでしょうか。食べたいものが尽きないです!
 
今回は、大阪歴史博物館で開催中の「和菓子、いとおかし ―大阪と菓子のこれまでと今―」を見学しました。
和菓子いとおかし

大阪歴史博物館のホームページ より)

 
「くいだおれの街」「天下の台所」とも呼ばれ、独特の食文化を発展させた大阪。
 
特別企画展では、和菓子のルーツともなる喫茶の文化や、その発展に大きく貢献した鶴屋八幡の歴史ついての資料を観ることができます。江戸時代から現代にまで受け継がれた菓子制作のアイデアやデザインなど、菓子の美しさを一層理解できる内容となっていました。
 
さて見学も終わり、小腹がすいてきたところで市内散策!
こちらは、弊社から徒歩圏内の大阪新町にありますお餅のお菓子屋さん「餅匠 しづく
餅匠しづく
真っ赤に映えるフランボワーズ大福に心奪われてしまいます☺
どれも目で楽しめる大福で、店主さんのこだわりが伝わってきますね!
 
今回はテイクアウトしてお家でティータイム🍵
大福on暮らしのこっとう
フランボワーズ大福は甘酸っぱくてとっても爽やか!口いっぱいに頬張ってペロリと食べてしまいました!笑 胃も心も大満足です◎
 
器は、弊社「心斎橋 暮らしのこっとう」で取り扱っているものです。
どちらも一目惚れして購入したもので我が家ではいつも重宝しています。
 
ザクロ模様の鮮やかな緑色が印象的な伊万里皿は、江戸後期ごろのもの。薄ピンクと真っ赤な大福との相性もよく写真映えも◎です!そして、隣の水草模様の向付に煎茶を入れて添えています。模様には娘の名前が隠れていて、大きくなったら描かれた図柄の意味を教えようと大切に扱っています。
 
模様に込められている意味や願いを汲み取るのも「こっとう」の楽しみの一つ。
 
「心斎橋 暮らしのこっとう」では「古伊万里」を中心に食卓で普段使いしやすい器を数多く揃えています。わたしも時間があれば料理をするので器はこだわりたい派!です。手軽に扱える器もたくさんありますので是非ご覧になってください!
 
 
* * * * * *
 
商品に関するお問い合わせは、電話・メール・公式SNSのダイレクトメッセージにて受け付けております。お気軽にご連絡くださいませ。
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』 公式SNSはこちら★
インスタグラム  フェイスブック  ツイッター
 
★『心斎橋 暮らしのこっとう』の商品の一部はこちらからご購入できます★
 
商品販売ページ「心斎橋 暮らしのこっとう」

スタッフnomori散歩

記事を読む

お久しぶりです。
nomoriです。
 
普段私が買い物したり、散歩に行くところにも骨董に関わるものやお話があります。
今から幾つか紹介しますので、散歩に行っている気分でお楽しみ下さい😊
 
①蛸地蔵〜岸和田城
 
まず南海本線 蛸地蔵駅で途中下車。
蛸地蔵駅の上を見上げてると、綺麗なステンドグラスがあります。
ステンドグラス
皆様何を描いているか、ご存じでしょうか?
 
よく見ると大きな蛸と戦う人々が描かれているのがわかります。
調べて見ると・・・タコがこの地の人間を救ったという伝説が!!
 
時は戦国時代。かの有名な織田信長をも苦しめたことで知られる雑賀・根来衆が中村一氏(一説には松浦備前守とも)の守る岸和田城に押しかけ、あわや落城かと思われたその時、海の向こうから大小さまざまなタコの軍勢が現れ、自慢の毒墨で敵兵をさんざんに蹴散らしてしまったという伝説があり、この言い伝えは絵巻物(天性寺聖地蔵尊縁起絵巻)にも描かれていて、先程の駅のステンドグラスにも描かれています。
 
私もこういった伝説や地域に根付いた伝説などを描いた面白い作品を仕入れたいと日々思っています。
 
 
続いて歩いて近くの岸和田城へ。
 
岸和田城は建武新政期に楠木正成の一族、和田高家が築いたと言われいます。
 
天正13年(1585)羽柴秀吉は紀州根来寺討滅後、叔父小出秀政を城主とし、秀政によって城郭整備され、天守閣もこの時に築かれました。小出秀政・吉政・吉英、松平(松井)康重・康映をへて寛永17(1640)年、岡部宣勝が入城(6万石、のち5万3千石)。以後、明治維新まで岡部氏13代が岸和田藩を統治しました。
 
今回は岸和田城の中へは入らず庭へ。
 
岸和田城庭園(八陣の庭)は、昭和28(1953)年に重森三玲が設計・作庭を行った回遊式枯山水庭園です。重森三玲は、弊社では軸装された書の作品を多数扱ってきた有名な作庭家です。
岸和田城庭園
岸和田城庭園は、地上からだけでなく、のちに建築されることが決まっていた天守閣や、航空機などの発達で上空から観賞されることを意図して設計されるなど、伝統的な日本庭園にはなかった独創的なデザインで、現代庭園の画期となった作品と評価されています。
 
実際近くで見ても、計算して設計されたとわかる綺麗な庭園です。庭園を見にくるだけでも価値があると思います。岸和田城にきた際は是非、庭も見にきてください😁
 
 
②イオンモール堺鉄砲町
 
蛸地蔵駅から電車に乗り、南海本線 七道へ。
 
イオンモール堺鉄砲町は、UNIQLO &GU、トイザらス、ラウンドワンなど、沢山の飲食店、専門店が入っているモールです。
ステンドグラス
岸和田の旅の説明が長くなり、少し割愛しますが、モール内に堺ならではの南蛮屏風、堺近郊地図の説明が書いた看板があります。是非探して見てください。
 
堺は南蛮貿易港として発展してきた歴史や、堺ゆかりの偉人に千利休、与謝野晶子などがいるので、堺に関わる作品も多数あると思います。まだ世の中に出回っていないものもあると思うので、そういった作品も見つけたいと思っています。
 
岸和田、堺以外にも普通に街を歩いているだけで町の歴史や骨董にまつわる作者の作品などを目にする事があるので、皆様も是非探して見て下さい😊

古民家再生!

記事を読む

こんにちは nyanです。
 
先日のGWは久しぶりの行動制限の無いお休みでしたね。
皆さんはどうお過ごしになりましたか?
 
私は実家に帰ってまったりとした時間を過ごしておりました!
いい天気だったので地元の海でも行こうかな~と散歩したのですが、
私の地元は数年前から 古民家再生プロジェクト を行っており、素敵な街並みになっています。
 
三國湊町屋PRPJECT紹介ページ
 
福井県三国町は古くからの港町で築100年を越えるような町屋がたくさんあり、そのような町屋をお店をやりたい人達に無償で提供するというプロジェクトです。
 
私の親戚の町屋もこのプロジェクトに参加し、今はリノベーションされたとてもお洒落な盆栽屋さんに生まれ変わっています。私自身このことを知らなかったので前を通りかかった時に「え!?親戚の家が?おしゃれ!!」と、思わず写真を撮りまくりました 笑
 
こちらがそのお店。
盆栽屋
元々は庄屋さんで、玄関がとっても広く、お祭りのときなんかはよくここでひと休みしていたことを思い出します… 
 
ちなみに改装の際に福井の名君、松平春嶽の扁額が出てきたそうです。そんなお宝が眠っていたなんてびっくり!
 
他にも気になったお店をご紹介します。
 
こちらは古美術店のお店が今はフレンチのレストランになっています。
フレンチレストラン
骨董店をフレンチにしてしまおうっていう発想がいいですね。家の形も個性的でお洒落です。
 
こちらはうつわのお店です。
うつわ屋
現代の作家さんのうつわが置いていますが、古民家とマッチしていてかわいい。
 
このお店は抹茶スイーツ専門店の抹茶庵
抹茶庵
抹茶のパフェもプリンも濃厚でおいしいですよ~
 
他にもジェラート屋さんやハンバーガー屋さんがあって散策にはもってこいです
 
古いものが違う魅力で生まれ変わることは縁としても見習わないとなと思いました。
個人的に古民家好きなのでとても刺激的!
 
北陸方面に旅行される際は是非お越しくださいませ!

隠れ太陽の塔?!

記事を読む

こんにちは、つめ子です。
 
5月、心地よい季節がやってきましたね。
行動規制もなくなり、少し遠出をしたくなる今日この頃です。
 
が、出不精の私は近所を散歩するぐらいがちょうど良いです。
 
万博記念公園が大好きで、月に一度は遊びに行きます。
門を入ると、ドーン!と圧倒的存在感でいつも迎えてくれる 太陽の搭
 
我が家では子供の頃から「太陽の父さん」と呼んでおります。
太陽の搭
やっぱり何度みても感動します。季節によって周りの木々達で雰囲気が変わるのも楽しみの一つです。
 
今は園内のバラ園が見ごろを迎えております。
そういえばバラ園の石畳に、隠れミッキーならぬ、隠れ太陽の塔 を発見?しました笑
石畳
どう見ても太陽の塔に見える…気がします。機会があれば是非探してみてください。
 
太陽の塔といえば 岡本太郎 さん!とパッと想像される方も多いと思います。
そんな世界のTARO展が、今年の7月に中之島美術館で展覧会があるようです。
展覧会岡本太郎

大阪中之島美術館のホームページより)

 
最大規模のスケールとの事で、今から楽しみしかないです!!
 
話題の中之島美術館にも早く行ってみたいですが、それまでは外観だけで我慢!
シップスキャット
こちらにもヤノベケンジさんの作品、シップスキャットがドーーン!と美術館の前に。かわいい~
 
ヤノベケンジさんの作品を他にも見つけました。
 
南茨木駅のサンチャイルド↓
サンチャイルド
兵庫県立美術館のサンシスター↓
サンシスター
芸術作品って、意外な場所にヒョコっとあったりしますよね。
 
目に青葉、山ほととぎす、初鰹
春から夏、季節を五感で感じながらの芸術散歩。おすすめです。
 
初鰹…食べたいな…
 
おわり