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縁の社員が日常で琴線にふれたモノやコトにスポットライトを当てます

【お客様の声】刀剣類の処分にお困りで訪問査定ご利用の大阪府M様(2020年10月)

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「きちんと目の前で説明をしてくれたので安心、納得です」
お客様:60代以上/女性 Mさん 主婦
 
●プロへの依頼:はじめて
●利用した時期:2020年10月
●依頼・利用内容:実際に目の前で見て買取してほしい
 
買取
【依頼される前、どのようなご要望やお悩みをお持ちでしたか?】
 
別のところでは宅配をすすめられたり、断られたりした。とにかく家にきてくれて、目の前で説明を聞きたかったので出張してきてくれるところを探していました
 
【ご依頼いただいた理由や決め手、きっかけを教えて下さい。】
 
電話の女性がとても丁寧で、何度もお電話したのにとても親切に対応してくれた
 
【サービス・商品へのご意見・ご感想を教えて下さい。】
 
電話でだいたいのお値段を聞いていましたが、買取のときに少しアップしてくれて嬉しく思いました。目の前で説明してもらったりお話を聞けたので納得して売ることができました。電話をしてすぐに来てくれたのもよかった
 
※スタッフにより代筆いたしました
 
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現地スタッフ原より
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手入れの仕方も分からない、抜き方も分からない刀をいつまでも持っていたって仕方ないのでとお問い合わせいただきました。
 
弊社でも、点数が少ない場合や極端な遠方の場合、壊れにくいものであることを前提に宅配買取をご提案することがあります。我が社の買取事業部は少数精鋭で運営しているためです。
 
ただ、宅配買取についてはご自身で梱包したり申込用紙を書いたりなどご高齢の方には負担になってしまいますし、刀剣類は扱ったことのない方にとってはとても怖いものです。今回のご依頼は弊社からほど近いエリアだったことと、スタッフが確保しやすいお日取りをご希望だったためスムーズに訪問査定のご予約をお取りいただけました。
 
刀の思い出話をお聞かせいただいたり、わたくしどもからは刀の状態や相場観、付属しているパーツなどのお話をさせていただくと、こういうお話が直接聞きたかったんです、とお喜びのご様子でした。
 
わたしたちの買取事業部は、スタッフをたくさん雇って人海戦術でしらみつぶしに訪問査定に行くスタイルではありません。お電話である程度お品の内容などをお聞きし、弊社の販路でお力になれそうな場合にご訪問させていただいております。その代わり、知識と経験豊富なバイヤーが女性スタッフとの二名体制で、しっかり安心していただけるような対応を心がけております。
 
力及ぶ限りお客様のご希望に沿いながら、これからも骨董品でお困りのお客様を笑顔にしてまいりたいと思います!

春日大社と春日曼荼羅

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奈良生まれ、大阪育ち担当Kです。
奈良市内の極小病院で生まれた為、未だに血液型が不明のままです。
 
お宮参りは、もちろん 「春日大社」
毎年1月、健在であることに感謝し、ご報告させて頂く大切な場所でもあります。
奈良公園や東大寺、そして春日大社には、数えることができないぐらい訪れておりますので、正直なところ「特別感」というよりも「親近感」といった方が近いです。
 
さて、弊社ホームページにて販売中の商品に一点、とてもこの春日大社に縁の深い作品があります。
HP112春日曼荼羅

(弊社取扱品 こちら にて)

 
あまりこの画像をご覧になり、こちらが春日大社に関係していて、神道曼荼羅、仏画の類いであると分かる方は少ないと思います。
 
奈良公園の鹿は約1300頭で、近年は海外からの観光客にも人気ですが、元来「神鹿」として神の使いとされ、大切にされてきた鹿たちです。
 
こちらの絵にある鹿の毛並みは白色ですが、それが神の使いであり、武甕槌命(たけみかづちのみこと)を、常陸國鹿島から御蓋山へと乗せてきた伝説を描いたものであることを現しています。
 
雲に乗った白鹿の鞍には榊(さかき)があり、そこには藤のツルが絡み、花を垂らします。ちなみに春日大社は藤原氏の氏神であるので、藤が描かれるのは、由来しているかもしれません。
 
榊の枝先には、それぞれ仏菩薩が描かれ、文殊菩薩、釈迦、薬師、地蔵、十一面観音、これらは、春日社の若宮および本社第一殿から第四殿までの祭神の本地仏(=神々の元となる仏・菩薩のこと。日本の神々は、人間を救済しようとする仏や菩薩が化身として現れたものであるとの考え(本地垂迹説)に基づく)にあたります。その背後には金色の円相があります。
 
「鹿曼荼羅」と呼ばれることもある 春日曼荼羅 ですが、いくつか描かれており、そのひとつが、奈良国立博物館に納められている重要文化財「春日鹿曼荼羅図」であります。
春日鹿曼荼羅図

(出典:奈良国立博物館 収蔵品データベース)

 
鎌倉時代、14世紀に描かれたこちらと、弊社の春日曼荼羅が酷似しているのがお分かり頂けるかと思います。
 
多くの仏画などは、その絵の中に色々な「意味」が込められたものとなっています。神社仏閣や美術博物館を訪れた際は、そういった意味を調べてみるのも面白いです。
 
重文級!?の作品も取り扱う弊社の商品群にこれからもご期待ください。

くずし字学習のススメ

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こんにちは、バイヤーYです。
 
私は、この仕事を始めてからくずし字を勉強し始めました。市の古文書解読講座に参加したり、入門書を読んだりしたのですが、致命的な弱点が、、、
 
集中力が無い!
 
しかしながら、仕事に直結していたため、いろんな方法で騙し騙し学習して → 続かず、のサイクルを繰り返して今に至ります。(今もたいして読めませんが汗)
 
そんな私がオススメする学習方法。それは、、、
 
禅語の掛軸を読む!
写真01
その理由は三つあります。
 
①だいたい五文字
 
体感ですが、大体の一行書が五文字で書かれています。五文字だけなので、ちょっとした時間にサクっとチャレンジできて、プチ達成感を得ることができるのです。
 
②だいたいネットで検索したら出てくる。
 
例えば「松樹千年翠」という言葉が一部しか読めない時、「松 千年 禅語」「松樹 禅語」というようにGoogleで検索すると
写真01
出てくることが多いです。
 
③だいたいええこと書いてる。
 
ネットで検索すると、その意味や逸話を解説しているサイトが出てきます。教訓にしていきたいような内容が多いです。日々コツコツ読んで実践していくと、素晴らしい人間になり、悟りが開けるハズです!(笑)
 
そして、実は弊社でも数多く取り扱っております。
 
ヤフオクの弊社IDで大徳寺というワードで検索した結果が こちら ですが、まずは、こちらの商品画像でチャレンジしていただければと思います。
 
どうしても読めない時は、ぜひ質問欄で聞いて下さい。弊社スタッフ一丸となり解読します!
 
いかがでしたでしょうか?
禅語の掛軸は、独特の書の癖もありますが覚えやすいと思いますので、学習の足掛かりや気分転換に、是非ともご活用ください!

【買取コラム】掛軸を売るときは〇〇をしてはダメ!?骨董屋の嫁が教える、上手な売り方

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床の間に飾る掛軸。洋間化が進む日本では場所を取るだけ!と敬遠されがち。
遺品整理や生前整理、おうちの建て直しのために古い家の荷物を整理していたら大量に出てきて困った・・・なんてのはよく聞くお話。
 
さてそんな、欲しくない人にとっては邪魔にしかならない掛軸ですが、某国民的テレビ番組などでご存知の通り、高額なお宝になる可能性を秘めています。
 
『テレビまでは応募しなくていいけど、もしお小遣いになったら嬉しいなあ。思い切って売ってみよう!』
 
そう考える人も少なくないはず。
そんなあなたへ、伝えたいことがあります。
 
掛軸を売るとき、
 
●修理
●表装
●シミ抜き
●箱のあつらえ…etc
 
するのが正解でしょうか?
しないのが正解でしょうか?
 
答えは・・・「 しない 」 です!
 
どんなにボロボロでも汚くても、絶対にしてはいけません!
買取コラム
なぜ売る前にこれらをやってはいけないの?
綺麗な状態で売るほうが良いに決まってますよね?
 
確かにブランド品やゲーム、本などは綺麗にクリンナップして売るほうが評価が高くなるというのは今や常識ですね。場合によってはネットオークションなどで空箱を買ってから売却したほうが高くつくものもあるとか。
 
しかし 掛軸においては全くの別問題!
掛軸のメンテナンスはプロの表装屋さんしかできません。箱のあつらえもそう。
つまり・・・
 
売却時の掛軸の価値より、メンテナンス代が上回ってしまう確率のほうがはるかに高いのです。
 
例えば30万円かけて再表装した掛軸でも、画題や作者の人気度など市場相場にのっとった買取価格が2000円ということは少しも珍しくありません。つまり29万8000円の損・・・大損です!!
 
または市場相場的に高額な品物であっても表装の雰囲気が作品に合っていなければ、これまたまったくの無駄になってしまう可能性だってあります。
 
お宝になる可能性があるとはいえ、たったの数千円・数百円、、お値段がつかない!ということもある掛軸。お客様に悲しい思いを味わってほしくない、あわよくばお小遣いになった!と喜んで欲しいので…
買取コラム
掛軸を売る場合には
どんなに汚くても、
ボロボロでも、
いい物だと聞いていても、
手つかずのまま依頼してくださいね。

【お客様の声】縁ある作家もの買取で訪問査定の大阪府K様(2020年10月)

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「こんなにお値段を付けていただけるなんて、思ってもみませんでした」
お客様:60代以上/女性 Kさん 主婦
 
●プロへの依頼:はじめて
●利用した時期:2020年10月
●依頼・利用内容:買取のお願い
 
買取
【依頼される前、どのようなご要望やお悩みをお持ちでしたか?】
 
処分するのに困っていた
 
【ご依頼いただいた理由や決め手、きっかけを教えて下さい。】
 
新聞を見て(広告)
 
【サービス・商品へのご意見・ご感想を教えて下さい。】
 
無理を言って申し訳なく思いました
 
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現地スタッフ原より
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「お値段がつかなくてもいいので」とのお申し出で、同じ作家の作品複数点にて訪問査定に伺わせていただきました。
 
お電話でお聞きしていた作家については縁故があり、ご先祖がたがよく交流されていたそうです。いまはマンションに移ってしまって置くところも飾るところもないし、息子もこんなの残しておかれても困るだろうから、と生前整理の一環としてのご依頼でした。
 
私たちは日々変動する古物相場にのっとってお買取りをさせていただいておりますので、心苦しいお値段を申し上げることもしばしば。そんな中、ご依頼主のK様は、「家にまで来てもらってそんなに付けてもらえるなんて思っていなかったので申し訳ない」と終始仰っておいででした。
 
恐縮されながらも、先祖が大切にしてきたものを次のオーナーへ引き継げる喜びと安心感、さらには期待していなかった買取価格にもお喜びのご様子で、私たちとしても少しはお力になれたのではないかと思えるお買取りとなりました。
 
骨董は一度見てみないとわからない部分が大きい世界です。
 
お問い合わせのお電話をいただいた段階で、いくつかご質問などさせていただき弊社が訪問してお力になれるかどうかを判断しております。現地訪問スタッフも問い合わせ対応スタッフも経験豊富ですから、私たちが訪問すると判断したならばどうぞ遠慮なくお任せください!
 
この度はご利用ありがとうございました。