ENjoy Antique

縁の社員が日常で琴線にふれたモノやコトにスポットライトを当てます

これは何?・・・絵で読む仏教経典

記事を読む

こんにちは! 担当のnomoriです。
秋季さわやかな良い季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
 
私は普段、仕事で掛軸を仕分けしていると、これはなんだろう?と思う作品に出会う時があります。
今日は、そのような作品を紹介していきます。
 
突然ですが、以下の、たくさんのイラストに文字があてられたようなもの。
皆様は、これが何かお分かりでしょうか?
絵心経01
絵心経02

(弊社取扱品)

これは、般若心経を絵で表した「絵心経」と言います。
 
その昔、三蔵法師がインドから持ち帰った経典が「般若波羅蜜多経」。原典のサンスクリット語を漢語に訳し600巻ほどにまとめ、この般若波羅蜜多経の中から、さらに大乗仏教の神髄というべき部分を抜粋し、わずか300字ほどにまとめあげたものが「般若心経」です。
 
その般若心経を、約300年前(元禄時代)に現在の岩手県二戸郡安代町の善八さんが考案。東北地方の子供達に教え広めようとして、面白くわかりやすい絵に描かれたのが「絵心経」なのです。
絵心経03

(出典 ウォーキング&デジカメ Goo ブログ)

 
東北地方ではシをスと発音するので、色即是空の「シキ」が「すき」になり、乃至(ないし)の「ナイ」を「ナエ」と発音し、苗であらわしたりしています。個人的には「ぎゃあ」を猿の叫びと捉えたり、「みゃく」はそのまま脈をとる様子を描いているところが好きです。
 
お経は、字が読める人でも正確に読むことが難しいので、絵で覚えようという考えはとても面白いと思いますし、それぞれ面白いと思う絵も違うと思うので、観るだけでも楽しめます。
 
また、このような面白い画題や掛軸があれば紹介したいと思います。
 
貴重なお時間を割き、最後までご高覧いただきまして有難うございました。

【お客様の声】祖母の遺品整理・美術品買取でご利用の大阪府A様(2020年9月)

記事を読む

「別の業者さんに何度も騙されてきましたが、最後に良い人に出会えてよかったです。」
お客様:60代以上/女性 Aさん 主婦
 
●プロへの依頼:はじめて
●利用した時期:2020年09月
●依頼・利用内容:美術品を整理したくて依頼しました。
 
掛軸
【依頼される前、どのようなご要望やお悩みをお持ちでしたか?】
 
早く片付けたかった
 
【ご依頼いただいた理由や決め手、きっかけを教えて下さい。】
 
新聞でみて(いつも)
 
【サービス・商品へのご意見・ご感想を教えて下さい。】
 
よくみていただき、とても感激しました。
次回もよろしくお願い致します。
 
—————————–
現地スタッフ原より
—————————–
おばあ様からお母様へ、そしてお嬢様へと代々引き継がれた掛軸やお道具の数々をご依頼いただき、お品を拝見しました。
当日はお母様とお嬢様おふたりにご同席いただいてのお査定となり、思い出話やそれぞれの品のお気に入りポイントなどをとても楽しくお聞かせくださいました。
 
実は複数回に分けいくつかの業者様に依頼され、過去に掛軸やお茶道具などを整理してこられたそうなのですが、そのたびに残念な思いをしてこられたというお二人。
今度こそ納得のいく形で売りたい!と決心し、弊社のホームページやSNS、新聞などもとてもしっかり調べて下さったそうです。
 
「もっと早く出会いたかったです。まだ見ていただきたいものがいくつかあるので次もお願いします」とありがたいお言葉を頂戴し、合計9点のお品をお買取りいたしました。
 
お買取りのお手続きなどが終了してからお話を色々とお聞かせくださったのですが、最終的にはやはり新聞に載っているというのが信頼ポイントで、さらには女性の方が同行するというのが良かったと仰っていたのが嬉しく、印象的でした。
 
わたしたちの買取りでは、スムーズな作業・丁寧な事務処理はもちろんのこと、お客様が少しでも緊張したり警戒したり怖い思いをすることがないよう、必ず女性スタッフが同行します。男女平等社会とはいえ、それぞれが得意な役割は違うと考えるからです。
 
これからもお客様に真摯に向き合い、いろんな角度から安心をお届けできるようスタッフ一同努めてまいります。
 
A様、この度はご依頼誠にありがとうございました!
大事に受け継いでこられたお品を、同じように大事にしてくださる方の元へ責任をもってお繋ぎいたします。

【お客様の声】蔵二棟まるごと骨董品買取でご利用の兵庫県Y様(2020年8月)

記事を読む

「安心感と満足感のある、良い業者さんに会えました。」
お客様:60代以上/女性 Yさま パート
 
●プロへの依頼:はじめて
●利用した時期:2020年08月
●依頼・利用内容:骨董品の買取り
 
買取
【依頼される前、どのようなご要望やお悩みをお持ちでしたか?】
 
◎実家の遺品整理-大量の古物(骨董品や生活雑貨)の整理にあたって、出来るだけ先祖の残した遺産を大切に再利用してもらえる業者を探したい。
◎私自身が価値ある骨董品かどうかを見極める能力がないのでいかに良心的な業者を見つけるかが課題。
 
買取
【ご依頼いただいた理由や決め手、きっかけを教えて下さい。】
 
◎Web検索していく中で、株式会社縁さんに行き当たり、以下のことを知った。
①掛軸をたくさん扱っている(私たちは掛軸をかなりの数持っている)
②ネットを通じて海外に販路を拡げている(TOEICや英検の有資格者を募集している)
③心斎橋に「暮らしのこっとう」という視点から店舗を構え、骨董品への一般人の敷居を低くしている
-この3つから、積極的に新しい取り組みをしていることが気に入った。
 
買取
【サービス・商品へのご意見・ご感想を教えて下さい。】
 
結果的には「お宝品」に相当するものはなく、まあまあの値打ちの品物ばかりであったようだが、丁寧に1つ1つ査定して下さり有難かった。私たちのようなど素人にも丁寧に良心的に対応して下さり、安心感・満足感を覚えた。
 
—————————–
現地スタッフ原より
—————————–
今回は主に蔵2棟分のお品物を引き取らせていただきました。
大事にされてきたことが一目見てわかるほど管理・整頓されたお蔵でございました。
 
御見積にはスタッフ3名で休憩をはさみ約7時間ほどかかりました。お待たせして申し訳ありません。
後日、ご親族がたへの相談の上ご成約の流れとなり、お引き取りにはスタッフ5名で約5時間を費やしての作業となりました。
 
蔵や倉庫の中では明るさが足りないことが多く、ケガや体調管理などの安全面ではもちろん、お品の細部まで観察しづらいこともあり、時間をかけての作業になります。
お時間はかかりますが、ご先祖様方からの大事なお品です。
少しでもお気持ちを楽にできるよう、誠心誠意対応させていただきます。
 
Y様、この度はご依頼誠にありがとうございました!
酷暑の中わたしたちスタッフへも細やかにお心遣いいただき、安心して作業を進めることができました。
お譲りいただいたお品の数々は、ご期待を裏切らないようしっかり大切に、次のオーナーにお渡ししてまいります。

色合い、盛り付け、器のチカラ。

記事を読む

飲み食いだいすきオデ子です。
飲み食い大好きなので、料理を作るのも大好きです。最近はキャンプ飯に興味があるお年頃。
 
さて、先日地元の友人からの口コミで、予約しないと入れないという近所の居酒屋さんにお食事にいってきました。すこしお値段が張る印象だったのでアニバーサリーのお祝いごはんということで。
 
開店直後の夕方早い時間にお邪魔しましたが、店内はとってもいい雰囲気でした。手前のカウンターは整然としていて、板長さんの動きもよく見えます。冷蔵ショーケースも手回り品もよく整頓されていて気持ちがいいです。奥のお座敷に案内してもらったのですが、スタッフさんもよく気が付きストレスなく過ごすことができました。
 
コースでお願いしていたので、おなか一杯!!です。お酒もお料理も美味しくいただきました。
 
でも・・・・実はオデ子 ちょっと残念な気持ち にもなっていたのです。理由はもうタイトルからお分かりでしょう。
 
そう、器です
こんなにも店内やお料理に気を配っておられるのに、器へのこだわりはあまり感じられなかったんです。
写真01
料理を盛るお皿をはじめ、それぞれに設置された手塩皿や醤油皿がさらに寂しい。それによってお料理もなんだか味気なく見えてしまいました。食べたらもちろん美味しいんですよ?
 
*****
 
わたくしオデ子、コロナ自粛の最中に在宅ワークの一環として “我が社の器をつかって手料理を盛ってみよう”という試み をしておりましたので、その絶大な効果を身をもって知ることとなりました。
写真02
わたしが作る田舎のお母ちゃん料理も、なんだか ゴージャスに美味しそうに演出してくれる手仕事の器たち
写真02
盛り付けは苦手なのですが、せっかくの器だからとそれとなくカッコ良く盛ってみたり、冷蔵庫にあった残りもの野菜であしらいを添えてみたりと、料理のモチベーションを底上げしてくれる存在でした。
 
*****
 
近くに行くと必ず寄るタニタカフェのお重ランチは、真っ白でモダンな器と近代の九谷や染付などを可愛く取り合わせて目に鮮やか。体に良いたくさんの品目を少しずつ食べることができ身も心も満足感を得られます。
写真02
次の写真は、若い大将が魚屋に勤めていた経験とコネを活かしひとりで切り盛りしているお店での一枚。器は渋いドコロを取り入れたりインテリアには高麗青磁の壺なんかもあるほど。しかし店内ではレゲエが流れ暖かい照明も相まってなんとも居心地のいい世界観をつくっていて、この料理ならこの器を使いたい!という大将のこだわりを感じました。
写真02
*****
 
選び方ひとつで味すら変えてしまい兼ねない、器。安い値段で気軽に扱える100均や量販店のお皿にも、もちろん魅力はあります。
 
対して 手仕事のお皿、骨董のお皿ってそれぞれが2つとない一点モノ。
 
忙しい経営、日々の生活の中で消費的に使うのは気が引けちゃうかもしれません。でも形あるものいずれは朽ちます。それならば道具として役目を全うしてもらうのも悪いことじゃないと思うんです。
 
株式会社縁と、私たちが運営していますSNSの各コンテンツは、あなたの一点モノの器デビュー、骨董の器探しを、応援します!
 
お店で骨董のお皿使ってみたいけど、高いと経費的にキビシいし数もそろってないと困る…
そんなオーナーさん、店長さん!ぜひ一度我が社に足を運んでみてください。
心斎橋 暮らしのこっとう ご紹介ページこちら
 
興味はあるけど難しそうだし、ナントカ焼とかよくわからないなあ…
そんなkotto女子の予備軍のあなた、まずはインスタから見てみませんか?
心斎橋 暮らしのこっとう オフィシャルインスタグラムこちら
 
料理って苦手なんだよね~、レシピとかよくわかんないし…
そんなアナタにはこれ!オデ子のズボラな料理風景をみて勇気を持ってください。
株式会社縁 オフィシャルYouTubeチャンネル
コンテンツ「おおざっぱりょうり女子と溶け込む骨董」:こちら

歌舞伎初体験!

記事を読む

スタッフの nyan です。
 
皆さん、半沢直樹 はご覧になっていますか?待望の第2期、私も全力で楽しんでいる一人です。
 
そんな中、大阪で『大阪文化芸術フェス 2020』というイベントが開催され、歌舞伎特別公演を発見!
黒崎検査官こと 片岡愛之助を生で見たい~! ということで歌舞伎初体験してきました。
写真01
会場は大阪城に新しくできたホール、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
 
こういった場に来たことがないのでドキドキしながら行きました。
着物の方もたくさんいらっしゃって、有名人もちらほら…
騒いでしまいそうな気持ちを抑えて開演を待ちます。
写真02
時間になり、愛之助さんのご挨拶からスタート!
 
演目は2つ。1. 晒三番叟 2. 身替座禅
 
『晒三番叟』
 
*****
 
箱根権現では奉納された源氏の白旗が紛失し、騒ぎになっている。
そこへ現れたのは、曽我二の宮(壱太郎)。
周囲から怪しまれる二の宮は、奉納だと言って三番叟を踊り始める。
実は、この二の宮は平忠度の娘如月姫。
やがて、姫は源氏の白旗を使って布晒しを見せるのだった。
 
*****
 
二人の姫が着物を次々変えながら踊る姿がとても美しい演目でした。
これは相当体幹と体力がないと…なんて考えながら見つめていました。
半沢直樹でも出てきた「さあ!さあ!」 の台詞 もあって、あ!これが歌舞伎で良くあるというやつ!と興奮しました!
 
休憩を挟んで次の演目。
 
『身替座禅』
 
*****
 
愛人の花子にどうしても会いたい大名の山蔭右京は、妻の玉の井に「ひと晩、座禅を行う」とうそをつく。
しかし、玉の井が心配して右京の様子をうかがいに行くと、そこに座っていたのは身替わりの太郎冠者だった。
そこで今度は、玉の井が太郎冠者に代わって座り、右京の帰りを待つが……。
 
*****
 
この演目で 片岡愛之助が登場
ドラマでの演技は歌舞伎そのものなんだな~と思いました 笑
 
あらすじを読んでもわかる通り、現代でも通じるわかりやすいお話で面白かったです。
殿は情けないし、奥さんはめちゃくちゃコワイし、、と登場人物が皆コミカルで終始笑い声で包まれていました。現代でいうところのコントのようなものに感じられ、お笑い好きの私としてはとても親しみやすい演目でした。
 
歌舞伎と聞くと敷居が高い、難しいというイメージでしたが、
簡単なあらすじさえわかっていれば、初心者でも十分楽しめました!
いい経験になりました~!
これでドラマももっと楽しめそうです^^