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掛軸紹介 <荒木月畝> 雨後白藤図

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荒木月畝_雨後白藤図

【掛軸紹介】
雨後白藤図
<荒木月畝>
《表具》 長さ 214㎝ 横幅 56㎝
《本紙》 長さ 128㎝ 横幅 41㎝
 
荒木月畝 雨後白藤図

雨上がりの白藤を見上げていたら、なんと飛蝗(バッタ)が…。
すぐに愛子を呼んで一緒に見たのでしょうか。
それとも、捕まえて帰ったのでしょうか。

月畝という名前のイメージから、男性だと思われがちな<荒木月畝>。
男勝りな月畝の、優しい母の目線を感じる作品です。

 
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【荒木月畝】1872-1934
栃木県足利生まれ。名は米子。女流花鳥画家。
初め古川竹雲に学び、のち荒木寛畝・十畝に師事。
明治34年日本美術協会で1等賞をうけた「水辺草花」は宮中におさめられた。
読画会翠紅会会員。白光社を起こし展覧会を催す。
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荒木月畝は、夫と早く別れ、一人の息子を腕一本で立派に育て上げた女丈夫です。
いつも元気よく、大きな作品を仕上げることがなによりの楽しみで、
馬に乗って、野に山によく写生に出ました。

女らしくない画題の作品を描き、人々を驚かせていた彼女も、
晩年は落ち着いて物優しく、教鞭をとった経験から「絵を教えるのがうまい」と評判で、
上流家庭の婦人たちなど、多くの門下生をかかえたとのことです。

 

こちらは「心斎橋 暮らしのこっとう」 掛軸展示販売コーナーにて、販売中です。
ぜひ、本物をお近くでご覧ください。
 

荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図
荒木月畝 雨後白藤図

掛軸紹介 <竹内栖鳳> 秋陽図

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【掛軸紹介】
秋陽図
<竹内栖鳳>
《表具》 長さ 132㎝ 横幅 59.5㎝
《本紙》 長さ 36㎝ 横幅 46㎝

竹内栖鳳 秋陽図

葉の落ちた木の枝に、雀が二羽。
小さく描かれている雀がとても可愛らしいですね。
秋の季節を感じる掛軸です。

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【竹内栖鳳】1864-1942
号:棲鳳、棲風。幸野楳嶺師事。嶺四天王。近代日本画の先駆者。
京都画壇を代表する大家。帝室技芸員。第1回文化勲章受章者。
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こちらは8月3日(土)の「心斎橋 暮らしのこっとう」 掛軸展示販売コーナーにて、販売予定です。
ぜひ、本物をお近くでご覧ください。

竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図
竹内栖鳳 秋陽図

掛軸紹介 <小川千甕> 群盲撫象図

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【掛軸紹介】
群盲撫象図
<小川千甕>
《表具》 長さ 222㎝ 横幅 46.5㎝
《本紙》 長さ 136.5㎝ 横幅 33.5㎝

小川千甕 群盲撫象図

群盲象を評す。
目の見えない人が各々に象を触り、感想を語り合う様子が描かれています。
「一部だけを知り、すべてを理解したと錯覚してしまう」という、インド発祥の寓話です。

柔らかいタッチで、可愛らしさを感じる象の絵ですが、意味を知ることで掛軸の見え方が変わってきますね。
初歩的な画題かもしれませんが、これからも知識を深め、楽しみながら商品を扱っていきたいと思います。

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【小川千甕】1882-1971
明治-昭和時代の日本画家。
京都出身。本名は多三郎。代表作に「炬火乱舞」など。
仏画師である北村敬重に師事し、浅井忠に洋画もまなぶ。
大正4年川端竜子,小川芋銭らと珊瑚会を結成。
油絵から日本画へ移行し院展に「田面の雪」「青田」などを出品。
昭和7年日本南画院に参加。
昭和46年2月8日死去。88歳。
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こちらは8月3日(土)の「心斎橋 暮らしのこっとう」 掛軸展示販売コーナーにて、販売予定です。
ぜひ、本物をお近くでご覧ください。

小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図
小川千甕 群盲撫象図

掛軸紹介 <山口草平> 天神祭 船渡御図 夏季風俗画

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【掛軸紹介】
天神祭 船渡御図 夏季風俗画
<山口草平>
《表具》 長さ 131㎝ 横幅 60.5㎝
《本紙》 長さ 36.5㎝ 横幅 44㎝

山口草平 天神祭 船渡御図 夏季風俗画

天神祭りは日本各地の天満宮で催される祭りで、
菅原道真の命日にちなんだ縁日です。

大川(淀川)に映る篝火や提灯灯り、奉納花火などが祭りを彩り、
「火と水の祭典」とも呼ばれています。

大阪天神祭は日本三大祭、大阪三大夏祭りの一つ。
(日本三大祭:大阪天神祭・京都祇園祭・東京神田祭)
(大阪三大夏祭り:大阪天神祭・生國魂神社生玉夏祭・住吉大社住吉祭)

天神祭りは大阪天満宮が鎮座した2年後、951年に始まったとされています。
古くから庶民に親しまれている、夏の風物詩ですね。

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【山口草平】1882-1961
日本画家。大阪生。名は光四郎。中川蘆月に学び、また独学で水彩技法を修める。挿絵画家としても活躍。また一時大石順教尼(よね)と結婚し、日本画の手ほどきをした。昭和36年(1961)歿、78才。
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こちらは7月6日(土)の「心斎橋 暮らしのこっとう」 掛軸展示販売コーナーにて、販売予定です。
ぜひ、本物をお近くでご覧ください。

山口草平 天神祭 船渡御図 夏季風俗画
山口草平 天神祭 船渡御図 夏季風俗画
山口草平 天神祭 船渡御図 夏季風俗画
山口草平 天神祭 船渡御図 夏季風俗画
山口草平 天神祭 船渡御図 夏季風俗画
山口草平 天神祭 船渡御図 夏季風俗画
山口草平 天神祭 船渡御図 夏季風俗画
山口草平 天神祭 船渡御図 夏季風俗画
山口草平 天神祭 船渡御図 夏季風俗画

掛軸紹介 <菅楯彦> 催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画

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【掛軸紹介】
催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画
<菅楯彦>
《表具》 長さ 149㎝ 横幅 74㎝
《本紙》 長さ 46.5㎝ 横幅 57㎝

菅楯彦 催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画

催馬楽とは古代歌謡の一つで、
各地の民謡・風俗歌に外来楽器の伴奏を加えた形式の歌謡。
遊宴や祝宴、娯楽の際に歌われた。

風俗画をよくする、菅楯彦らしい作品です。

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【菅楯彦】1878-1963
日本画家。鳥取県生。独学で画を学ぶ。
大和絵、円山四条派、狩野派、浮世絵など幅広く研究。
歴史画や大阪の風物をよくする。
日本美術院恩賜賞受賞。大阪美術会会員。四天王寺舞楽協会会長。大阪市名誉市民。
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こちらは7月6日(土)の「心斎橋 暮らしのこっとう」 掛軸展示販売コーナーにて、販売予定です。
ぜひ、本物をお近くでご覧ください。

菅楯彦 催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画
菅楯彦 催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画
菅楯彦 催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画
菅楯彦 催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画
菅楯彦 催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画
菅楯彦 催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画
菅楯彦 催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画
菅楯彦 催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画
菅楯彦 催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画
菅楯彦 催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画
菅楯彦 催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画
菅楯彦 催馬楽 宴楽図 古代歌謡 風俗画